セイコー プロスペックスの “The Black Series”から「ナイトダイビング」をテーマにした4モデル


セイコー プロスペックスのブラックカラーをベースとする”The Black Series”から、「ナイトダイビング」をテーマにした4モデルを3月11日(金)より発売する。希望小売価格は143,000-363,000円、全世界で1,000-5,500本の数量限定となっている。

夜の海の暗闇と静寂を表現するブラックのケースに、海中を照らすライトの光から着想を得たオレンジを差し色に使用し、夜の海を舞台に繰り広げられるドラマチックでミステリアスなナイトダイビングの世界観を演出している。

セイコーのダイバーズウオッチは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生以来、独自のテクノロジーを搭載した商品を次々と世に送り出してきた。1966年から「南極地域観測隊」の装備品として4回にわたって寄贈されるなど、地球のあらゆる過酷な環境下で多くの冒険家・探検家に使用され、高い評価を獲得しているのだ。

1968年には、裏ぶたのないワンピース構造ケースに、当時としては世界最高水準の10振動ハイビートムーブメントを搭載し、300mの防水性能と精度を高い次元で共存させたモデルを発表した。1970年に発表した4時位置のりゅうずガードが特徴的なモデルは、冒険家・植村直己氏が1974-76年にかけて行った北極圏12,000km犬ぞりの旅に携行され、過酷な環境における高い信頼性・安全性が実証された。

これらのマイルストーンに現代的なデザインアレンジを施しながら、”The Black Series”ならではの世界を表現した新たなモデルが誕生した。

SBDX051

まず、SBDX051から。「1970 メカニカルダイバーズ」をベースとした本作は、オリジナルの印象的なフォルムを踏襲しつつ、機能的に大きなアップデートを果たしている。ガラス素材には、内面無反射コーティングを施したカーブサファイアガラスを採用し、防水性能も200mの空気潜水用防水へと進化した。ムーブメントに採用されたメカニカルキャリバー8L35は、雫石高級時計工房において製造されるダイバーズウオッチ専用のムーブメントで、耐久性などの性能が大幅に向上している。側面を鏡面で縁取ったケースに、5列のメタルブレスレットを組み合わせ、モダンでシャープな印象に生まれ変わっている。ダイヤルには、砂目の波紋をイメージした繊細なダイヤルパターンを施しており、ナイトダイビング中、薄明かりの中に広がる海底の情景を想起させる。“The Black Series”初の採用となるメタルブレスレットに加え、同じくブラックの強化シリコン先生ストラップが付属し、幅広い使用シーンに対応する。

次は、ファブリックストラップを組み合わせた3モデルだ。1965年・1968年・1970年の3つのセイコーダイバーズのマイルストーンのデザインの特徴を活かしながら、70時間のロングパワーリザーブを有するキャリバー6R35を搭載した実用性の高い3モデルが誕生した。ストラップには、「製紐(せいちゅう)」と呼ばれる日本の伝統技法で編み込まれたファブリックストラップを“The Black Series”で初めて採用している。高い耐久性を有するだけでなく、肌当たりの良い快適な装着性と上品な仕上がりで審美性も兼ね備えている。また、同じくブラックの強化シリコン製ストラップが付属し、使用シーンが広がる。​暗闇では、セイコー独自のルミブライトによる3色の光が浮かび上がり、確かな視認性を確保する。

https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/blackseries_limited-2nd/
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