「8月13日のペブルビーチでの発表以来初めて、ランボルギーニ カウンタック LPI 800-4が公道を走ります」とランボルギーニは説明している。加えて、前身モデル 2 台である最初の「カウンタック LP400」と最後の「カウンタック 25th アニバーサリー」も、最新のカウンタックとともに併走した。理由?そんなもん、いらないさ。
なぜなら、生まれ変わったカウンタックの写真を見つめるのに、理由など必要ないからだ。こういった取り組みこそ、ランボルギーニがイタリアのクラシックなスーパーカーに捧げた頌歌であり、まさに「寝室の壁掛けポスター」の定義なのだ。
もちろん、すべての人が完売した新型カウンタックの虜になっているわけではないけれど、虜になっている人にとっては、これは相当なものなのだ。ランボルギーニ シアン(アヴェンタドール SVJから派生)をベースにしているため、250万ポンド(3.9億円)のありえないハイブリッドパワートレインが搭載されている。780psを発生する6.5リッターV12は、V12とギアボックスの間に置かれた、スーパーキャパシターで駆動する48V電気モーターとマッチングする。
0-100km/h加速2.8秒、0-200km/h加速8.6秒、最高速度355km/hを達成する。もちろん、これだけじゃない。しかし、a) カウンタックのようなルックス、b) 悪臭を放つ走り、が基本であれば、他のことは二の次だ。
そう、それができるのは、オールド・カウンタックだ。ガンディーニは新車と距離を置いたかもしれないが、その類似性は否定できないし、オリジナルがランボ・クラシックであることに変わりはない。
カウンタック LPI800-4が兄弟車と一緒に走っている画像を眺めて、自分へのご褒美にしてね。
=海外の反応=
「グリーンのヤツをプリーズ」
「醜いのが通常運転」
「車のフロントエンドは、とがった形をしていてはいけないということを、多くの人が知らないのだ。そして、たくさんの制約の中で、彼らはあの美しいウェッジシェイプを手に入れたのだから、みんなは何に文句を言っているのだろうか?これは、とても素敵でエレガントな外観の車なのに、なぜ嫌われるのか?という感じ」
↑「それ自体は醜いクルマじゃない。しかし、「デザイナー」は、過去のノスタルジアを利用するために、古いオリジナルのデザインをコピーしたのだ。オリジナルは、インスピレーションに溢れ、先見性のあるものだった。誰かが独創的なアイデアでユニークなデザインを作り、それを2022年にコピーして、手っ取り早く儲けようとしたんだ。それはそれで醜い」
↑「BMWのミニ、フィアット 500、ホンダ Eなど、近年のベストルックスのスーパーミニは、文字通りすべてこれをやってのけたのだ。オリジナルデザインに負うところが大きいが、そこがオマージュのポイントだ。それとは別に、カウンタックは何世代にもわたって新しいアイデアに置き換えられてきたのだから、ここで文句を言える余地など、もっとないだろう。これは一部のコレクターのためのおもちゃに過ぎないのだ。少し前に発表されたミウラの新コンセプトとまったく同じだが、数人の人が大金を払って自分のアヴェンタドールをそれと同じ姿にするのだから」
↑「ポルシェは何十年も前からそうしてきたよ」
↑「911のことをそう言うのはおこがましいと思うんだ。彼らは非常に珍しいデザインの道を選び、それが見事に成功しているのだから、ぜひともこのまま進んでいってほしいと思うよ」
↑「どうして?911は70年代から生産されている。ポルシェはそれを生かしながら、長い年月をかけてデザインを変えてきた。確かに残っているものもあるのだが、時代の流れとともに常にデザインをアップデートしてきたのだ」
↑「他社が同じことをやっていても、なぜかみんな気にしないんだよね」
↑「他にもある?」
↑「どこから始めればいいかな?シボレー、フォード、ダッジ、まずはこれだ。そう、このカウンタックと同じように、象徴的なデザインを持つマッスルカーたちだ。さて、メルセデスは300SLを選んでSLSを生んだ。フォードは、他の人が言及したように、GTで再び。フェラーリもJ50のように、過去のモデルをベースにした限定車を何台か出している。ブガッティは、シロンからは、EB110のリファレンスを作ったな。もちろん、アルピーヌは先代モデルの名前を使っているし、ホンダ(こちらも既出)、フィアットは新しいEVを出している。決して嫌いなわけじゃない。ただ、このとてもいい感じの1台が、他のみんなの非難を浴びるのは、不公平な気がするんだ」
↑「フォード GTが思い浮かぶね。ストラトスも」
「0-97km/hの2.8秒に騒音公害を加えることを忘れないでほしい。120dBで0-97km/hが2.8秒だ」
「15年前、ランボルギーニがレトロカーは作らないと言い、フェラーリもSUVは作らないと言っていたのを覚えている。だけど、ほれ見たことか。とにかく、これはコレクターから搾取するための努力に過ぎない。また、その中にカウンタックをうまく取り込んでいない。しかも、ウィングがなければ、どうしてカウンタックになるっていうのだろうか。アヴェンタドールのようなモダンでもなく、レトロクラシックでもなく、まるでハンガリーあたりから出てきた新興スーパーカーのようだ」
「グリーン=カウンタック
銀色 = 破滅したカウンタック
白=適当なランボ」