F1の天才設計者ゴードン マレーが手掛けるサーキット専用スーパーカー、「GMA T.50s ニキ ラウダ」の記念すべき生産第1号車が公開された。世界限定25台の本作は、車重わずか900kgの車体に771psを誇る自然吸気4.0リッターV12エンジンを搭載。彼のF1初勝利を称える特別なカラーリングと、1200kgのダウンフォースを生む狂気のエアロダイナミクスを備えた究極の1台である
これは、ゴードン マレー オートモーティブ(Gordon Murray Automotive = GMA)による「T.50s ニキ ラウダ」の記念すべき第1号車である。強烈なパンチを秘めた小柄な車体にしてはやけに長い名前だが、要するに、あの10点満点中10点と評価された崇高なるスーパーカー、GMA T.50のサーキット専用「バージョン」というわけだ。
とはいえ、我々はこれが公道仕様のT.50の単なる「バージョン」などではなく、巨大なリアウイングを生やした全く別のイカれた代物であることを知っている。生産されるのはわずか25台のみで、その1台1台がマレーが設計したF1マシンの輝かしい勝利を記念するものとなっている。
そこで今回の一台は、1974年のキャラミ(南アフリカ共和国にあったサーキット)におけるブラバム BT44の勝利――何を隠そうマレーにとってのF1初勝利だ――を称えており、南アフリカ国旗にインスパイアされたカラーリングが施されている。側面には優勝したカルロス ロイテマンのカーナンバーにちなんだ光沢ブラックの「7」が重ねられ、内側のドアカードには「Kyalami 1974」と書かれた小さなバッジがある…まあ、それくらいだ。控えめなもんだ。
逆にちっとも控えめじゃないのが、パワートレイン、エアロダイナミクス、そしてセンター・ドライビング・ポジション(運転席が車体中央にある配置)だ。このT.50s ニキ ラウダは、狂気の4.0リッターV12エンジンの強化版を搭載しており、11,500rpmで771psの最高出力、8,000rpmで約498Nmの最大トルクを絞り出す。そのエアロダイナミクスは1,200kgものダウンフォースを発生させ、車重はわずか900kgしかない。そして、車体はかなり小柄だ。
そして我々が以前テストして発見したように、こいつは「採算度外視でF1の天才が考案した各パーツの寄せ集め以上の、素晴らしい何か」なのである。
前述の通り、これは全25台中のシャシーナンバー1であるため、残りの車両がどんな見た目になるかは、我々も実物を見つけ次第お知らせしよう。今年のグッドウッド(イギリスで開催される世界最大級のモータースポーツイベント)では、息を呑むほどゴージャスなS1 LMや、GTR XPプロトタイプ、そしてT.33 スパイダーのプロトタイプと共に、この第1号車そのものをその目で見ることができるはずだ。
ゴードン マレー教授は次のように語っている。「T.50を発表してからのわずか6年間で、我々のチームは世界中のオーナーに向けて100台のカスタマーカーを設計、開発、製造し、納車しました。T.50sの製造も開始しており、T.33およびT.33 スパイダーも生産に向けた開発が順調に進んでいます」
「これと並行して、我々のデザインおよびエンジニアリング哲学の限界を探求する、さらに特化した車両群も作り上げてきました。お客様のために軽量で美しく設計されたスーパーカーを開発し、それを熱狂的なファンと共有できることは、この上ない特権です」
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新車にリースで乗る 【KINTO】
=海外の反応=
「フロントボンネットに素晴らしいNACAダクト(空気抵抗を減らしつつ空気を取り込む三角形のダクト)が2つ付いてるのを見られて最高だな。巨大なリアウイングの次にイカしてるぜ」



