【ユニーク限定車】ミニ カントリーマン モバイルサウンドステージ——ルーフラック・ソニー ウォークマン・サブウーファー内蔵の超個性派カスタムとは

ミニが、オーストリアのカスタムカー デザインスタジオ「ヴァガブンド」との協業で手がけた異色の限定モデル「ミニ カントリーマン S モバイルサウンドステージ」2台を発表した。音楽フェスティバルをコンセプトに、ワイドオーバーフェンダー・ルーフラック・車高アップといったエクステリア処理に加え、リアのサイドウィンドウを撤去して専用スピーカーユニットを組み込むという大胆な仕様が最大の特徴だ。ツイーター・ミッドレンジはボディに直接埋め込まれ、サブウーファーはリアに搭載。さらにソニー ウォークマンを収めた専用ハウジングまで装備する。パワートレインは218PS〔※215bhp〕の「S」グレードをそのまま踏襲。走ることと音楽を同時に全力で楽しみたい人間のためだけに存在する、なんとも筋の通った一台だ。


「何か」については説明が簡単だ。音楽フェスティバルにインスパイアされたオーストリアのデザインスタジオによって仕立てられた2台のミニ カントリーマン Sで、ひと言で言えば「巨大な走るスピーカー」だ。

「なぜか」については少し込み入っている。ミニいわく「個性的なカスタマイズはブランドの長年の伝統であり、核心的な価値観だ」。そしてその自然な進化の帰結が——音楽フェス向けの218PS走るスピーカーだ、ということらしい。

そのオーストリアのデザインスタジオとは「ヴァガブンド〔※ウィーン発のカスタムカーデザインスタジオ。インダストリアルデザインとカーカスタムを融合させたユニークなスタイルで注目を集める〕」だ。ミニとの協業により、すでに十分に太いカントリーマンのボディをさらにワイドフェンダー、新バンパー、エプロン、大径ホイールで太らせ、車高も上げている。さらに両車ともスピーカーカバーを想起させるデザインのルーフラックが追加された。

そう、スピーカーの話だ。リアのサイドウィンドウは撤去され、その跡地には近所の静かな夜と週末をぶち壊す——あるいは屋外スペースで音楽を流すための——ユニットが専用設計で組み込まれた。

ツイーターとミッドレンジ スピーカーはボディに直接埋め込まれ、サブウーファー〔※低音域専用スピーカー〕は——残念ながら小型犬のペアではなく——リアにがっちり収まっている。かつてはこういうカスタムが、1990年代の自動車好きの若者にとって定番中の定番だったものだ。ビートが落ちた瞬間にナンバープレートが共振するかどうか、ミニは明言していない。

これ見よがしにその世界観を強調し——かつターゲット層の年代を露骨に刻印するかのように——専用ハウジングに収められた古いソニー ウォークマン〔※1979年にソニーが発売した携帯型カセットプレーヤー。1980〜90年代のポップカルチャーを象徴するアイコン。当然、すでに生産終了〕が貼り付けられている。ミニ曰く「遊び心の表現」らしいが、実際のところはただカセットテープへの郷愁を呼び起こすだけだ。

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新車にリースで乗る 【KINTO】
=海外の反応=
「新型カントリーマン(ミニ・クロスオーバー)のスタンダードモデルとJCW(ジョン・クーパー・ワークス)に試乗してきた。感想としては、とにかく退屈で、無機質で、いかにも「大企業の製品」といった感じ。内装も安っぽいプラスチックのような質感で、昔のミニにあったような特別感は微塵もなかった。残念だが、完全に間違った方向へ向かってしまったようだ」

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