走行わずか7,700kmの極上アキュラ インテグラ タイプ Rが、米国のオークションで驚愕のプライスを付けた。もはやノスタルジーという言葉だけでは、この熱狂を説明できない。
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さて、これは少々恐ろしい話だ。このアキュラ インテグラ タイプRが、米国のオークションサイト「ブリング ア トレーラー」で、$204,204(3,040万円)で落札された。いや、我々が誤って価格を2回コピーしたわけではない。ハンマーは本当に、20万ドルをはるかに超える入札額で振り下ろされたのだ。うへぇ。
そう、古き良きDC2-型インテグラ タイプRは今や、新品のポルシェ 911 GT3と同じような金額で取引されるようになったのだ。
まあ、少なくとも、走行距離がわずか4,800マイル(7,700km)の新車同然コンディションであれば、の話だが。この特定の個体は、米国での最終生産年である2001年式。フェニックスイエローの塗装をまとい、事実上、手つかずのブラッククロスの内装を保っている。この写真を見てくれ。そして、このエンジンベイを!
これは、2001年モデルとして米国市場向けに製造された1,173台のうちの1,086番目の個体だそうだ。そして、新車時からオーナーは2人のみ。実際、出品者は2014年3月に最初のオーナーからこれを購入し、それ以来わずか500マイル(800km)しか走っていない。
それでも、我々の推測では、彼らが今手にした利益というものは、史上最高のクルマを毎日運転するという機会を逃したという事実を、補って余りあるものだろう。
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
【tooocycling DVR80】
箱バン.com
=海外の反応=
「ああ、これは馬鹿げてる。ノスタルジアが強力なものであることは知ってるが、インテグラがそんな値段になるなんて?
とはいえ、数ヶ月前には2003年式のNSXが100万ポンド(ドルだったか? 覚えてないが)で取引された。たぶん、こういう状況は避けられなかったんだろうな…」
「チューニングカーが、エキゾチックカーより高く売れるなんていう、この馬鹿げた時代は終わらせるべきだ。チューニングカーは、専用設計のスポーツカーに代わる、手頃な選択肢として提供されてたんだぞ、ちくしょう。
言うまでもなく、これはひどいゲートキーピング(新規参入の障壁)だ。買い手は一台買うのを諦め、オーナーは自分のクルマを楽しむ機会がますます減っていく。誰も得しないじゃないか」