ホンダの盟友「JAS」、ピニンファリーナとタッグ! “伝説のスポーツカー”を現代に蘇らせる計画が始動

ホンダと共に数々の勝利を掴んできたJASモータースポーツが、新たなロードカーを開発するという。そして、そのペンを握るのは、あのピニンファリーナだ。

クラシックCASIOなら公式CASIOオンラインストア
外車限定の車買取サービス【外車バトン】

JASモータースポーツという会社が、ハイパフォーマンスなロードカーを開発していることを明らかにした。JASモータースポーツは1998年以来、ホンダの公式レーシングパートナーとして、ツーリングカー、GT、そしてラリーでタイトルを獲得してきた。つまり、速く走ることについて、二つや三つは心得ている会社だ。JASモータースポーツ(J.A.S. Motorsport)は、イタリアのミラノ近郊に本拠を置く、レーシングカーのコンストラクター(製造者)およびレーシングチームだ。両者の関係は1998年に始まり、四半世紀以上にわたって続いている。1998年、ドイツのツーリングカー選手権(STW)に参戦するホンダ アコードの開発とチーム運営をJASが担当したことから、両者のパートナーシップが始まった。その後、ヨーロッパツーリングカー選手権(ETCC)や世界ツーリングカー選手権(WTCC/WTCR)で、ホンダ シビック タイプ Rをベースにしたレーシングカーの開発・製造・販売を一手に引き受けるようになった。世界中のチームが、JASが製造したシビックでレースに参戦している。近年では、NSX GT3 Evoやシビック タイプ R R3(ラリー用)など、GTレースやラリーの分野でもホンダのレーシングカー開発を担っており、ホンダのモータースポーツ活動における、ヨーロッパでの「事実上のワークスチーム」と言っても過言ではない存在である。

そして、ピニンファリーナという会社が、そのデザインを手がける。ピニンファリーナは20世紀と21世紀で最も美しいクルマのいくつかを世に送り出してきた。つまり、ハイパフォーマンスなロードカーのスケッチを描くことについて、十四や十五は心得ている会社だ。

この新しいハイパフォーマンスロードカーの動力源が何になるのか、我々は何も知らない。上のティーザー画像を除けば、その姿がどんなものになるのかも、だ。ピニンファリーナが述べたのは、JASモータースポーツと協力して、「過去の最も象徴的なスポーツカーの一つを再創造し、それを世界のカーエンスージアストとコレクターに提供する」ということだけだ。

後者の部分は、これがまた一つ、我々には手の届かない“アンオブタニウム(unobtanium)”のかけらになる、という意味だろうか? ピニンファリーナが、ミラノで「極めて限定された台数」を生産すると言っていることを考えれば、確かにその可能性が高い。

「象徴的なスポーツカー」の部分については、君の推測も我々のそれと大差ないだろう。どうやら、そのプラットフォームは「メカニカル」なもの(…理論的、の反対か?)で、「最新鋭の自動車技術」を備え、その起源を「尊重」し、「最先端の製造技術の粋を集めたシャシーを、現代的なスタイリングのヒントが飾り立てる」ものになるらしい。

まあ、そういうことだ。

JASとピニンファリーナの両社が、2026年の発表に向けてこの新型スポーツカーの開発を本格化させるにつれて、我々もより多くのことを知ることになるだろう。

続報が入り次第お伝えする。

アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
【tooocycling DVR80】
箱バン.com



トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2025/07/78094/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 068

アーカイブ