フェルナンド アロンソがアストンマーティンと契約!これで、レッドブルやメルセデスに移籍することはなくなって、残念…
フェルナンド アロンソは、新しい契約を結び、アストンマーティンと共にF1グリッドに留まることになった。これにより、ダブルワールドチャンピオンがレッドブルに加入して「エルプラン」を実現するチャンスは消えたのである。残念。
ルイス ハミルトンが来季のドライバー市場に衝撃を与えるフェラーリ移籍を発表し、マックス フェルスタッペンがチームでの緊張関係からレッドブルを離れる可能性を示唆して以来、アロンソが再びトップチームに復帰し、これまで得られていない3回目の世界タイトルに挑戦するのではないかという臆測が根強く持ち続けられてきたのだ。
残念ながら、それは実現しない。アストンとアロンソは「複数年契約」に合意し、2026年の新エンジン規制の到来までアロンソは緑のオーバーオールを着続けることになる。で、そのときには、アストンはホンダと手を組むことに。ビミョーな感じ…。
「ここ数カ月、F1における僕の将来について多くのことが語られ、書かれてきた。でも今日、アストンマーティン アラムコと複数年契約を結び、ここにとどまることを発表できることをうれしく思う」とアロンソは語った。
「今年の初めには、まずレースを続けるかどうかを決め、それからチームと話し合うと言った。2023年にチームに合流したときから、とても居心地がよかったんだ。わずか15カ月余りの間に、一緒にすでに多くのことを成し遂げ、記憶に残る表彰台やバトルを経験したよ」
「ローレンス、マーティン、マイクが僕を信頼してくれたことにとても感謝している。このプロジェクトはまだ始まったばかりで、その一員であることを誇りに思う。自分は肉体的にベストの状態にあり、まだハングリーだ。世界選手権で優勝するチームになるための旅を続けながら、全力を尽くすつもりだよ」
アロンソは最近、F1カレンダーが24レースという過酷なスケジュールに拡大された今、F1をまったく続けないかもしれないと示唆していたが、45歳の誕生日を過ぎてもF1でレースを続けることになる。F1史上、この節目を超えてグランプリを制したドライバーは4人しかおらず、最近では1957年にファン マヌエル ファンジオが24勝の最後を飾っている。
アロンソはまた、2006年にルノーで最後にワールドチャンピオンに輝いてから20周年の節目にもレースに参戦する。これまた、すごい。
アストンマーティンチーム代表のマイク クラックは、「フェルナンドの長期的な将来をアストンマーティン アラムコで確保できたことは素晴らしいニュースだ」と述べた。「私たちはこの1年半の間に強力な協力関係を築いてきたし、このプロジェクトを成功させたいという同じ決意を共有している。ここ数ヶ月間、私たちは絶えず対話を続け、フェルナンドは約束通り、彼がレースを続けたいと決めたとき、まず私たちに相談してくれた。フェルナンドはわれわれを信じているし、われわれも彼を信じている」
「フェルナンドは成功に飢えており、これまで以上に良いドライビングをし、これまで以上に健康で、アストンマーティン アラムコを競争力のあるチームにすることに完全に専念している。フェルナンドとのこの複数年契約は、ホンダとのワークスパワーユニットパートナーシップを開始する2026年に向けてのものだ。私たちは、さらに素晴らしい思い出を作り、ともにさらなる成功を収めることを楽しみにしている」
昨年は8回の表彰台を獲得し、アストンはファクトリーに多額の投資を行ったが、果たして、フェルナンドは賢明な選択をしたのだろうか?
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=海外の反応=
「彼がレッドブルやメルセデスに移籍するという憶測は、メディアやファンによって過剰に喧伝されていたと思う。彼自身もこれらのチームへの移籍を切実に望んでいるかのように振る舞い、そういった思惑をほのめかしていたが、おそらくそれは単なる作り話だろう。問題は、ハミルトンのフェラーリ移籍のように、アロンソには十分なスター性や評価がないということだ。
レッドブルがアロンソを欲していなかったのは、ホーナーがアロンソの時折の難しい性格を知っているから。また、時折優れた実力を持つチームメイトを入れることでゴールデンボーイのフェルスはタッペンを困らせたくなかったからだろう。最長でも5年ほどしかアロンソに残りない。レッドブルが次に視野に入れるべきはサインツで、今シーズン終了時に契約が切れ、非常に高いレベルのパフォーマンスを見せている。それとも、アストンマーティン/ローレンス ストロールが器量を示してランスをクビにし、アロンソに実力のあるチームメイトを与えるべき時なのかもしれない」
↑「一言で言えば…
ATMだ」
「彼は年配のレーサーの皆にとって夢のような存在だ。私は47歳だが、この20年間ずっと「もう私には遅すぎる」と言い続けてきた。それなのにあの素晴らしいアロンソがいる。敬服するよ」