この285台のうちの1台、日産 スカイライン R34 GT-R Mスペック ニュルがどうしても欲しい。パールホワイトのボディにRB26エンジンが搭載され、すべてが完璧に思える。しかし、ひとつ問題が…。
日産 スカイラインR34 GT-Rの価格を見ていると、ソー オディンソンのハンマーで鍛えられ、トニー スタークのアークリアクターで動かされたのではないかと思ってしまう。それほど強力で驚くべきパワーがあるのだ。この285台のうちの1台、最終生産年の「M-Spec Nur」エディションがいくらで取引されるか、想像してみてほしい。
この記事を書いている時点では119,000ポンド(2,250万円)で入札されているが、本物のレーサーなら誰でも、来週半ばのオークション終了までにかなり高騰する運命にあると言うだろう。しかし、現在のところ、工場出荷時の仕様のままで、マーベル シネマティック ユニバースよりも良いコンディションなのだから、ある意味、この価格は正当化される。なにない、このクルマの詳細が知りたいって?
ボディは輝くような色合いのパールホワイトで仕上げられ、ゴールドに塗装されたブレンボ製ブレーキ、鍛造6スポーク合金、ステンレススチール製エキゾーストが装着されている。カーボン製リアディフューザーとアジャスタブルリアウィングも装備されているが、極めつけはリアウィンドウワイパーだ。見事でしょう?
ボンネットを開けると、RB26 6気筒ツインターボが音を立てて現れる。280psと404Nmを発揮する。とはいえ、誰だって、この数字がいじられたもので、実際はもっと高くなっていることは知っている。このパワーは、6速マニュアルを介して全輪駆動システムに送られ、リミテッドスリップリアディファレンシャルによってグリップ力を発揮するのだ。
インテリアはまるでタイムカプセルのようで、それもそのはず。だって、付属品には、CDプレーヤーがあるんだから!DVDドライブも!コミカルな年代物の液晶画面!シートヒーターもブラックにイエローのステッチで張り替えられ、なかなか素敵だ。
というわけで、このR34の未来のオーナーにとっては、すべてがいい感じなのだ。しかし、かなり大きな問題もある。広告によれば、このクルマは走行距離が107,000マイル(172,200km)から現在の24,000マイル(38,625km)にロールバックされた可能性があるという。
R34はこの値段で買う価値があるのか、それとも高く売ることに断固反対しなければならないものなのか?コメント欄で教えてほしい。
トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059
=海外の反応=
「本物のレーサーなら、R34は今や5カ国だけで320馬力と適切な側面のホイールの価値も手間もかかることのないガレージクイーンであると言うだろう。この車がカルト的なフォロワーを獲得したのは、まさに安くてスピードが出るクルマだったから!オドメーターを巻き戻した例で6桁の数字を支払うのは冗談だろう?これを喜んで持ち帰る人は道化師だ」
「クールなこともあれば、愚かなこともあるさ…これは後者かもしれないと思う」