新型ランチア イプシロンは、シャープなイタリアンスーツを着たプジョー 208

新型ランチア イプシロンは、シャープなイタリアンスーツを着たプジョー 208。ランチア史上最長のティーザーキャンペーンが終了、イプシロンの全貌がついに明らかに。

ランチアがカムバックする!もちろん、ランチアが新型イプシロンの写真を使って私たちをからかってきていたのだから、皆さんはもうご存知だろう。さらに、プロトタイプがテスト中に湖に突っ込まれたり、イタリアの町のど真ん中で広告撮影中の完成車が目撃されたりと、秘密主義を徹底しているわけでもなさそうだ。これ以上はやめておこう。

とにかく、イプシロンの全貌が明らかになったのだから。さて、どうだろう?プジョー208にイタリアンスーツを着せただけじゃないか?でも、それで怒っているわけではない。208はいいクルマだし、ニューランチアが思いついたドラマチックなフロントエンドも気にならない。

このスタイリングは、Pu+Ra HPEコンセプトで示されたデザイン言語を応用したものだと聞いている。そしてランチアはその丸いテールライトがストラトスを思い起こさせると主張している。残りのボディワークは「アウレリアとフラミニアのソフトでエレガント、ピュアで官能的なフォルムを特徴としている」という。なるほど。

とにかく、これはステランティス初のプレミアムBセグメントハッチバックであり、これから隔年ごとに発表される3つのランチア新モデルの最初のものとなる。ここにあるイプシロンは、まず完全なEVとして登場するが、後に内燃式も登場する予定である。

最初はイタリアのみで発売され、ランチア創業の年にちなんだこのイプシロン エディツィオーネ リミタータ カッシーナは、1,906台が用意される。その後、ランチアはベルギー、オランダ、フランス、スペイン、そして最終的にはドイツにも進出する予定だ。イギリスへの導入は未定である。

さて、クルマについてだ。電気自動車のイプシロンは、154bhpのモーターと51kWhのバッテリーで航続距離250マイル(402km)を約束している。そう、この数値で、プジョー e-208/ボクスホール コルサ エレクトリックを下敷きにしていることが確認された。

しかし、室内はこの2台よりもかなり豪華だ。カッシーナはイタリアのデザイナーズ家具メーカーで、この特別仕様車のインテリアは、イタリアのリビングルームのような雰囲気だ。ベルベットのシートは非常に座り心地が良さそうで、ヒーターとマッサージ機能の両方を備えているらしい。

そして、ダイヤルとインフォテインメント用の2つの大きな10.25インチディスプレイがあり、後者の下にはランチアが「車内初のコーヒーテーブル」だと示唆する円形のセクションがある。これ以上イタリア的なものがあるだろうか?

駐車支援システム、「レベル2の自律走行」(テスラのオートパイロットやGMのスーパークルーズのようなもの)、ワイヤレスのApple CarPlay/Android Autoなど、標準装備の技術も豊富なようだ。

「ランチアは今、私たちが最もよく知るところから再出発しようとしています:117年以上前にブランドが誕生し、その成功の多くをイタリアに負っているのです」とブランドCEOのルカ ナポリターノは言う。「私たちは、この国のBセグメントで歴史に名を刻んだ記録破りのシティカー、イプシロンから始めます」

トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059





=海外の反応=
「とても気に入っているよ。でも、僕はイタリア人だから偏見がある。スペックも気に入っている。でも、ブルーの内装を復活させてくれ」
「エクステリアはあまり好きではない。大型車がもっとエレガントに見えることを期待している。でも、あのインテリアは?そのためだけにランチアの購入を検討してもいいくらい」
↑「わかる。顔はちょっと大げさだし、他のエクステリアは2つともトゥーマッチ。内装は良い仕事をしているように見えるけど。さて、ビルドクオリティはどうなんだろう?」
「ブリティッシュジャケットを着た208よりも、本物の208よりも良く見える」
「ルックスは好きじゃないけど、面白い。ここ数十年で発表されたどの作品よりも1000倍良い」
「テランティスが同一のプラットフォームで無限のブランドを扱い続けられるとは確信していない。今後10年の間に、いくつかの古いブランドは完全に姿を消すだろう。ランチアはそのリストのトップであるに違いない」
「外観は大胆だが、魅力的ではない。でも内装は…とても素敵で、時間を過ごすのにとても居心地の良い場所になりそうだ。とても興味深い」
「母親だとしても愛せる顔ではない」

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