完売だったドンカーブート F22に追加の25台を再販、でも「ハイそれまでョ」



ドンカーブート(Donkervoort)のF22スーパーカー(750kg、500馬力)が、50台から75台に増産されることになったのは、それほど前のことじゃない。しかし、あまりの需要の高さに、さらに25台が追加されることになったんだ。

生産台数は当初の目標である100台から倍増し、2024年末から翌年の半ばまで延長されることになった。

最初のF22はすでに納品されており、この最新の25台のうちのいくつかも、公表される前にすでに割り当てられているけどね…。

「我々はドンカーブートで前例のない状況にあります」とMDのデニス ドンカーブートは言った。「需要がこれほど強いのは、F22を支える設計とエンジニアリングチームの証です。私たちは、人々がF22を高く評価してくれることを望んでいましたが、その通りになったのです」

「そのため、通常の生産枠がすべて埋まった後、さらに25台分の高品質な部品を調達するために、ロジスティックチェーンに頼らざるを得ませんでした。でも、これで終わりなんです」

そうだ、これ以降、追加の製造予定はない。「ハイそれまでョ」ってこと。ドンカーブートはこう続けた。「217万ポンド(3.5億円)+税で買える車の希少価値を下げることは、ある程度までしかできません。既存のオーナーがクールさやエッジを感じなくなってしまってはいけませんから」

「ドンカーブートでは、ユニークな時間でした。F22についての話題は、私たちのブランドに新しいバイヤーグループを導入し、拡張顧客ファミリーを広げました」と付け加えた。

それもそのはず。アウディ製の2.5リッター5気筒エンジンは、その重量に見合わないほどのパワー(このオランダの会社が言うには1トンあたり666馬力)を発揮し、0-100km/hを2.5秒、0-200km/hを8秒以下で到達し、最高速度は290km/hである。

ドンカーブート社によると、従来は西ヨーロッパからの購入者が多かったが、F22は北米、アラブ首長国連邦、南ヨーロッパ、スカンジナビア、イスラエル、そしてもちろん英国からも注文や問い合わせがあったという。アメリカでもすでに5台が販売されている。

在庫があるうちに急いで、もう二度と補充されないんだから…。






=海外の反応=
「ロータス、ケータハム、ドンカーブート、コリン・チャップマンのアイデアのヘビーウェイト版。しかし、そのエッセンスは75年経った今でも通用する」
「イギリスの手頃なサーキット向け市場では、競争はかなり厳しい」
「ほとんどケータハムじゃん」
「昔、ドンカーブートはロータス7キットの輸入業者としてスタートし、顧客が望むならそれらを組み立てることができた。そこから発展していったんだ」
「かなり凄そう。こんなに狭いのに、ちょっと奇妙なプロポーション」

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