キングセイコー生誕の地「亀戸」にちなんだ、セイコー腕時計110 周年記念限定モデル



キングセイコー生誕の地「亀戸」にちなんだ、セイコー腕時計110周年記念限定モデルを販売する。合わせて、新開発ムーブメントを搭載する新作3種も登場。限定モデルの発売は2月24日(金)で、世界限定1,200本、価格は236,500円。レギュラー3種の発売は3月10日(金)で、価格は231,000円となっている。

セイコー腕時計110周年のテーマは「人に寄り添い、共に時を刻む」。セイコーは1881年、時計の修繕と販売から事業を開始、掛時計の製造も進める一方で、やがて来るであろう腕時計の時代に備えて、腕時計の試作・研究を続け、1913年、国産初の腕時計「ローレル」を完成させた。「ローレル」は日本の機械技術や産業の発展に寄与し、国民生活や文化に貢献した文化的遺産として次世代に伝えるべく、日本機械学会より2014年に「機械遺産」に認定されている。「ローレル」の開発以降も、セイコーは110年間、様々な革新的な腕時計を世に送り出してきた。

キングセイコーが誕生した「亀戸」は、かつてこの地が島だったころ、その形が亀の甲羅に似ていたことから「亀島」と呼ばれていたと言われている。地名の“亀”は、長寿を象徴する吉祥の動物として古くから親しまれると共に、甲羅の形が由来の「亀甲文」は、縁起の良い柄として継承されてきた日本の伝統的な吉祥文様のひとつだ。本作は、「亀戸」の地にインスパイアを受け、亀甲文をモチーフに新しい型打ち模様をダイヤルに表現した。

ダークブラウンのグラデーションと、甲羅を模した六角形のパターンが調和し、奥深い色味を実現している。天面にライターカットが施されたユニークな形状の12時位置のインデックス、多面カットを施した立体的なインデックスと、堂々とした太く長い針を持ち、高い視認性を確保している。1960年代のキングセイコーをオマージュしたフラットな多列ブレスレットは、しなやかで腕なじみがよく、高い装着性を実現している。また、LWG(レザーワーキンググループ:持続可能なレザー生産を目指し、品質や安全性、環境問題等の啓蒙活動を行う非営利の組織)の認証を取得しているタンナーで生産されたレザーを使用したストラップと、「KING SEIKO」と刻印された専用の三つ折れバックルが付属。ヴィンテージ感あふれるダークブラウンのダイヤルとマットブラックのカーフレザーを合わせることで、ブレスレットと全く異なる雰囲気を楽しむことができる。

キングセイコーの復活から1年を経て、39㎜ケースのレギュラーモデル3種がラインナップに加わる。端正な美しさを持つキングセイコー独自のフォルムを保ちつつ、一回りサイズアップさせるため、細部に至るまでデザインを見直した。1965年に発売された”KSK”から受け継ぐ特徴的な12時位置のインデックスデザインはそのままに、他の立体インデックスにダイヤカットを一面追加し、光の反射面を増やすことでダイヤルはより輝き、視認性も向上させている。さらにベゼルの上面には円周の筋目仕上げを、側面に鏡面仕上げを施すことで、ケース上のコントラストをより際立たせ、古典の雰囲気を残しつつ、エッジの効いた現代的な姿に仕上げた。

37mmケースのレギュラーモデルと互換性を持つ、腕なじみの良い多列ブレスレットを採用し、現在発売されているキングセイコー専用のストラップ5種と自由に組み合わせを楽しめる。新しいカラー3種(ダークブルー、グリーン、ホワイト)を用意した。ホワイトダイヤルはかつてキングセイコーのヘリテージモデルに使用されていた「絹目模様」をオマージュし、ヘアライン仕上げを2回、縦と横に施すことによって、絹のような繊細な格子模様を再現している。ダークブルーとグリーンのダイヤルは放射仕上げを施すことで、奥行きのある色味とともに高級感を演出した。

本作3種に搭載する新メカニカルキャリバー「6R55」は、コンパクトな自動巻き機構を持ちながらも、3日間(約72時間)のロングパワーリザーブ性能を新たに実現した。その証として、ダイヤルの6時位置に「AUTOMATIC 3DAYS」を表記している。カレンダー機能を備え、様々なライフスタイルに応える。





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