これは新型の水素ローリーではない。けど、そうとも言い切れない。グラスゴーに本拠を置くメーカー、ハイドロジェン・ビークル・システムズ社(Hydrogen Vehicle System)は、上の写真を「5.5トンの技術実証車」「40トンのゼロエミッションHGVの計画へのヒント」だと表現しているのだ。
つまり、これは将来の貨物自動車をスケールダウンしたものだが、この会社の賢い「SEMAS」燃料効率ブレインと、ブレーキ時に失われたエネルギーを回収するKERSシステムなどの技術を備えた、完全な水素燃料電池パワートレインを走らせているのである。
また、水素パワートレインを搭載した新しいシャシーと、ICE車に比べてより広いスペースとより良いアクセスを提供するキャブにより、空力的なトラックとして設計されている。
HVSは、この技術実証車を初期設計から「フルダイナミックプロトタイプ」までわずか10ヶ月で仕上げ、再生可能エネルギーで直接製造されたグリーン水素を動力源としていると聞いている。
実証機の技術仕様は不明だが、将来の40トン級HGVの航続距離は310マイル(500km)で、燃料補給時間はディーゼル車と同程度になるようだ。
HVSのボスであるジャワド クースヒード(Jawad Khursheed)は、「私たちのゼロエミッショントラックは、物流分野の脱炭素化のために重要な役割を担っています」と言う。「水素は長距離輸送に最適な燃料であり、主要な輸送網に簡単に組み込まれたステーションにより、迅速な燃料補給が可能となるのです」
ジムもセルフエステも24時間使い放題で月額3,278円(税込)のchocozap
=海外の反応=
「1. すぐには出番がない。
2. 2.重量のことで混乱されているようだね。40トンというのは、車両総重量、つまりトラクターユニット、トレーラー、ペイロードの合計のことだ。一般的なトラクターユニットの重量は、エンジンやキャブのサイズなどによって6~10トンだから、これはすでに道路を走っている「軽量」トラクターとほぼ同じだ」