数週間前、ヘンリック フィスカーは、市販電気自動車の中で最長の航続距離を誇る100%EVの4ドアオープンカーを製造する計画を発表した。「プロジェクト ローニン(RONIN)」と名付けられたこの車は、どうやら2024年に生産バージョンが完成するようだ。
ここで、ちょっと現実を見てみよう。というのも、プロジェクト ローニン同様に、2024年を期限とするフィスカープロジェクトがもうひとつあり、こちらはもう少し現実的なものだからだ。PEAR(Personal Electric Automotive Revolution)については2月に初めてその情報を知ったのだが、いま初めてその片鱗を見ることができたのである。
これは、SUVなのか?クロスオーバーなのか?はたまた、標準的なハッチバックなのか?それは誰にもわからない。ヘンリックは、「ペア(PEAR)は、既存のどのセグメントにも当てはまらない、革命的な電気自動車になるでしょう。エクステリアデザインは、新しい照明技術や、グライダー飛行機のガラスキャノピーからヒントを得たラップアラウンドフロントウィンドスクリーンを採用し、前方視界を向上させます」と述べていた。
以前、私たちはPEARが「俊敏な都市型EV」になると聞いていたのである。その響きといい、見た目といい、今のところかなりワイルドな感じだよね?
フィスカーは、PEARが2024年に生産を開始すると言っている。その最近買収したオハイオ州のロードスタウン モーターズの工場でiPhoneビルダーであるFoxconnによって協力しながら製造する。それが登場した際には、価格は29,900ドル(390万円)以下となる見通しだ。それはどんなEVインセンティブと、将来2つの新型フィスカーを支える新しいプラットフォームが出てくるかはまだわからないけれど。
大きな計画だ。どうだろう、インターネットの皆さん?
=海外の反応=
「この写真からだと、サイバーパンク版のムルティプラに見えるけど…」
「なぜ電気自動車はみんなひどい名前なんだ?」