ジャガー F-PACEに、ターボディーゼルの300と、最高速250km/hで直6の400 SPORTモデルを追加

さきほど、日本ではジャガーのパフォーマンスSUV、「F-PACE」の2023年モデルの受注が開始されたとお伝えしたばかりだが、イギリスではそのF-PACEにいち早く追加モデル2台が発表された。ジャガーはこのSUVを、よりスポーティな方向に傾かせたいらしい。なぜなら、文字通り「SPORT」と名付けられているからだ。F-Pace 300 SPORTと、F-Pace 400 SPORTである。

いくつかのディテールに焦点を当てよう。おっと。300 SPORTは、ジャガー製直列3.0リッターディーゼルを搭載している - F-Paceの下位ラインナップで既に利用可能なパワートレインだ - ここでは、300psと648Nmのトルクを提供するターボのペアとなった。ジャガーは0-100km/hのタイムを6.4秒、最高速度を230km/hとしている。中々に速いね。

このディーゼルは、13.5km/Lの燃費と194g/kmのCO2排出量で、通常のオルタネーターの代わりにベルト一体型発電機によるマイルドハイブリッドアシストを備えている。ブレーキングによってエネルギーを回収し、48Vバッテリーに蓄えることができる。

一方、400 Sportは、直6エンジンをガソリン車のラインナップに加えたものだ(他のバリエーションには4気筒やV8がある)。3.0リッターの「インジニウム」6気筒エンジンは、同じハイブリッドアシストでも出力が大幅に向上(400ps)しているが、トルクはディーゼル(550Nm)より若干低下している。このエンジンは、ターボや電動スーパーチャージャーなどのヒット商品を搭載し、F-PACEの0-100km/h加速を5.4秒、最高速度は250km/hまでに到達させる。

そのほか、F-Pace Sportには2色の新色が追加され、どちらもグレーの色合いだ。グロスブラックのディテール、21インチまたは22インチのオプションの鍛造ホイール、シートヒーターとベンチレーション、スエードのヘッドライニング、パノラミックルーフが追加される。それと、両車ともAmazon Alexaが標準装備。両車ともサスペンションには手を加えていないが、F-Paceはすでにハンドリングの良いSUVになっている。

価格は、ディーゼルの300 Sportが62,250ポンド(1,020万円)から、ガソリンの400 Sportが68,520ポンド(1,125万円)からとなっている。参考までに、5.0リッターV8を搭載した最上級のF-PACE SVRは81,510ポンド(1,335万円)から。


=海外の反応=
「同じ金額なら、1年落ちのアルファのステルヴィオ QVの方がいいと思うけど」
↑「比べるまでもない、同感だ」
「このインジニウム6がFタイプに搭載されないのは、ちょっと残念」
「ジャガーはハイブリッド技術を冷笑し、システムをごまかし、WTLPテスト中に最小のCO2を発生するようにプログラムされた大型エンジン搭載のICE車を生産する。その車は、いつも閉塞感に向かって加速し、急ブレーキをかけるバカが街中で運転することになる-効率が悪いことを確認するために」
「現在も市場で最も格好良いSUVであり、より競争力のあるインフォテインメント・システムを搭載している」

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