「ヒュンダイ」←ヒョンデだよ!日本市場で展開するEV、アイオニック 5とFCEV ネッソの魅力

まず、申し訳ない。タイトルも「児島だよ!」みたいになっちゃってるんだけど、いままでずっと「ヒュンダイ」って呼んでたし、現在発売中のトップギア・ジャパン 047でもガッツリ「ヒュンダイ」って表記しちゃってた。正しくは「ヒョンデ」と呼ぶらしい。(言い訳させてもらうと、UKの動画見ても「ヒョウンダイ」って発音していたので、いいのかと思ってたのよ)

まあまあ、とにかく、そのヒョンデが日本の乗用車市場への参入を発表した。日本市場にはZEV(Zero Emission Vehicle)EV「IONIQ 5」、FCEV「NEXO」の2車種を投入する。「オンラインで完結する、時間と場所の制約を受けないスマートな車両購入経験をご提供します」…って、テスラ風だね。自社ウェブサイト(www.hyundai.com/jp)およびアプリにて、2022年5月よりオーダー受付開始、7月からデリバリー予定だ。

気になる価格だが、IONIQ 5:4,790,000円、IONIQ 5 Voyage:5,190,000円、IONIQ 5 Lounge:5,490,000円、IONIQ 5 Lounge AWD:5,890,000円。NEXOは、7,768,300円。うーん、なかなかのお手頃価格。

EV 「IONIQ 5(アイオニック ファイブ)」から行ってみよう。「IONIQ 5」は、ジョルジェット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro) による1974年型ポニーコンセプトをオマージュしたモデルだ。ヒョンデの過去と現在、そして未来を繋ぐ「Timeless value、時間を超えた価値」というコンセプトから生まれた。さらに、サステナブルかつ革新的な機能の搭載や広い空間性を実現したことで、新しいEVエクスペリエンスを提供している。

独創的なデザインキーとなる「パラメトリックピクセル」を取り入れた、先進的なエクステリアデザインで、3メートルにおよぶホイールベースによりゆとりのある室内空間を実現し、スライドコンソール、リラクゼーションコンフォートシート、全座席シートメモリーシステム等を採用している。

EV専用に開発したプラットフォームE-GMP (Electric Global Modular Platform) の採用。72.6kWhの大容量バッテリー搭載モデルは、 1充電航続距離618㎞を実現(WLTCモード/自社測定値)。車両の電源を電気製品に供給するV2L (Vehicle to Load)、自宅に電力を供給するV2H (Vehicle to Home)の搭載により、EV のある新しいライフスタイルを提案した。Hyundai SmartSenseをはじめ、先進のADAS (Advanced Driver Assistance System) 機能を搭載し安心で快適なモビリティライフを提供している。

気になる充電は、日本で最も普及した急速充電システムCHAdeMO を採用し、90kW級の充電器を使用の場合、約32分で10%から80%まで充電が可能となっている。ウィンカーレバーの右側への配置など、日本マーケットに適したローカライズだ。

次にFCEV 「NEXO(ネッソ)」。独自の技術で開発した「FCEV専用システム」は、2019年のアメリカの「WardsAuto 10ベストエンジン」に選定され、クリーンであるのみならず、その安全性と耐久性も評価された。水素タンクの衝突安全性を確保するため、タンク周辺部には衝撃に強い高強度構造を採用している。

川の流れにより角が削がれ、丸みを帯びた石=”リバーストーン”からインスピレーションを得た流麗なデザインだ。水素と大気中の酸素で電気を生成し、モーターで走行することによる汚染物質を排出しないZero Emission Vehicleで、3段階の空気浄化システムにより走行中の大気汚染を除去している。1回/約5分の充填で約820キロの航続距離を実現(WLTCモード/自社測定値)となっている。Hyundai SmartSenseをはじめ、先進のADAS (Advanced Driver Assistance System) 機能を搭載し安心で快適なモビリティライフを提供する。

実車を見てみたい、という人には朗報がある。「Hyundai House Harajuku」を2月19日(土)より約3ヶ月にわたって開設される。「IONIQ 5」「NEXO」を五感で楽しむことができるインスタレーション、試乗や購入相談、またコミュニケーションの拠点となるラウンジなど様々なコンテンツが楽しめるのだ。

名称  :Hyundai House Harajuku
所在地 :東京都渋谷区神宮前 6丁目 35-6 Jing(ジング)原宿
開業期間:2022年2月19日(土)~5月28日(土)
営業時間:平日 11:00~20:00 休祝日 10:00~20:00 / 入場無料
URL  :https://www.hyundai.com/jp/brand/brand-space

EVとFCEVという2つの武器での日本市場での戦いはどう出るのか。車種からして台数狙いではないと見ているが。欧米では評価の高いヒョンデだが、その行く末を長い目で見ていきたい。

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2022/02/44750/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ピックアップ

トップギア・ジャパン 060

アーカイブ