だんだんと秋の涼しさに変わっていく今日このごろ。冬の足音ももうすぐ聞こえてきそうだ。グランドセイコーから、信州で見られる幻想的な冬景色「垂り雪(しずりゆき)」をデザインテーマにしたスプリングドライブムーブメント搭載モデルを11月6日(土)より発売する。価格は4,180,000円、全世界で60本の数量限定。
グランドセイコーのスプリングドライブモデルを生み出す「信州 時の匠工房」は、常念山脈や穂高連峰を遠くに望む、澄み切った空気と美しい水に恵まれた自然豊かな街、長野県塩尻にある。本作は、信州の穏やかな冬の風景と「垂り雪」の儚い美しさを表現したモデルだ。新雪の柔らかな質感を型打ちのダイヤルで表し、木々の枝から零れ落ちる雪の繊細な輝きをケース側面のダイヤモンドで演出した。信州の冬に見ることができる幻想的な情景が目を楽しませてくれる。
18Kピンクゴールドのケースには、「信州 時の匠工房」の熟練した職人が手作業で53個のダイヤモンドを丁寧にセッティング。ダイヤモンドは、ケースの中心からラグの先に向かって徐々に小さくなるように配置し、更にダイヤモンドのトップを揃えることで、流れるような輝きを放っている。ブラウンカラーをベースに凹部に黒色を入れたアンティーク調のクロコダイルストラップは、職人によるハンドステッチで仕上げた。
「信州 時の匠工房」製のスプリングドライブムーブメントで、ひとつ香箱のなかに、2つの動力ぜんまいを用いたデュアル・スプリング・バレル機構によって72時間のパワーリザーブを実現する、キャリバー「9R31」を搭載している。
また、付け替えていただくことで「垂り雪」の世界観を一層引き立てる、サテン調のストラップが付属した特別仕様となっている。
なお、2022年3/30-4/5までスイスのジュネーブで開催される「Watches and Wonders Geneva 2022」に、グランドセイコーが初出展することになった。カルティエ、ロジェ・デュブイなどエクスクルーシブな高級ウオッチの世界に、グランドセイコーが入るのは、とても名誉なことである。