私たちのような古いタイプの人間は、古いレースのカラーリングには目がない。だから、この不思議なものに興味を持ったことを許してほしい。モチュール(Motul)のカラーリングを施した最新のホンダ NSX タイプ Sのデジタルレンダリングだ。
古典的な赤と白のグラフィック、ブラッシュドゴールドのHRE Vintage 2ピースホイール…。大好物な要素はたくさんある。
気に入った点はたくさんあるのだが、実は理解できる点はあまりない。このデザインは、Motulの300Vレーシングオイルの50周年と、「非化石再生可能素材」を使用してこれまで以上にサステイナブルになった新バージョンの発売を示す、ちょっとしたご褒美のようなもので、デジタル版のみのようだ。
忘れてはならないのが、タイプ Sはホンダ NSXの二代目となる600bhpの最後のスペシャルカーであるということ。アメリカではアキュラ NSXと呼ばれている。350台が生産されたタイプ Sのほとんどはそこに留まり、ヨーロッパには持ち込まれない。ですから、このMotulバージョンが存在したとしても、私たちは買うことができないままだ…。
=海外の反応=
「英国に到着したら、私は5,000ポンド(75万円)でシトロエン アミを購入し、さらに20,000ポンド(300万円)かけてレース用のカラーリングにするつもり。もちろん、金のホイールもつけてね」
「このMOTULのカラーリングを見ていると、ベルナール ベギンのドライバーでグループBラリーを走った壮観なBMW M1を思い出す」