フェラーリ・ジャパンは、中国四国エリア唯一の Ferrari 正規ディーラーM-Auto Italia の 20 周年記年特別テーラーメイドモデル、F8 TRIBUTO「ALLEGGERITA CARBONIO 35.6」が誕生した。
M-Auto Italia は、この記念すべき 20 周年の節目に特別な記念モデルの製作をイタリア・マラネッロの Ferrari S.p.A に依頼した。今回の記念モデルのプロジェクトチームのメンバーには、フェラーリのデザイン最高責任者フラビオ・マンゾーニ自らが参加し、M-Auto Italia とマンゾーニ率いるプロジェクトチームは、M-Auto Italia 20 周年という記念すべきビジョンを共有、綿密な打ち合わせの末に完成した僅か限定 2 台となる独創的なテーラーメイドモデル、F8 Tributo が誕生したのである。
マンゾーニは、このプロジェクトが立ち上がる際、M-Auto Italia が本拠する広島の歴史や伝統、地域性に着目。これらの要素を 3 つのデザインテーマ「瀬戸内海の青」「シトラスのイエロー」「毛利元就」に集約し、ユニークな異なる 2 つのエクステリアカラーでこの記念モデルを表現した。
マンゾーニの手によってデザインされた 1 台目は、白を基調としてブルーパールを散りばめた「Bianco Hiroshima」これは瀬戸内の水面に降り注ぐ太陽光の煌めきを表現している。 2 台目は、インテリアカラーのシトラスイエローと組み合わせる完璧なボディーカラー「Grigio Hiroshima」、鍛造された鏃（やじり）を想起するマットグレーがセレクトされている。 この２台はいずれも安芸（現在の広島県）の名将、毛利元就が遺した三子教訓状に由来する伝説「3本の矢」をイメージする特別なリヴァリーがサイドに施されている。
この記念モデルのネーミングは、可能な限りのカーボンパーツを随所に施し、スタンダードモデルより35.6Kg の軽量化に成功したことに由来している。Dedication Plate と Kick Plate にイタリア語で 35.6Kg 軽量を意味する「ALLEGGERITA CARBONIO 35.6」が刻印され、エンジンルームにフェラーリ・デザインセンター最高責任者フラビオ・マンゾーニの直筆サインが本人の手によって記される。
