770kg、550hpの軽量EVスポーツカーがスペインからお目見え

これはバルタザール レボルト(Baltasar Revolt)だ。バルセロナを拠点とするこの会社は、「最も純粋な電動トラックデイ(サーキットを走る休日)カー」を作ることを単独のミッションとしているようす。

楽しそうでしょ?スペックデータを聞くと、さらに楽しさ倍増だ。徹底的に軽量化されており、体重計に乗っても770kgしかない。ツインモーターの後輪駆動により、最高出力500bhp、最大トルク1000Nmを発揮し、0-100km/hはわずか2.5秒となっている。

ミッドマウントされた700Vのバッテリーは、600km以上の航続距離を実現し、レーススピードでは最大40分の走行が可能だそう。バルタザールによると、レボルトはすべて自社開発で、250kgのバッテリーパックはスペインの高性能バッテリーメーカーMillor社との共同開発によるものだそう。奇妙なことに、充電ポートはダッシュの中にあるが、高速ソケットに接続すれば、わずか5分で100kmの航続距離が延長されるという。速いな。

公道走行が可能だが、インテリアにはあまり高級感や快適性はない。ほとんどの部分がカーボンファイバーでできており、ステアリングホイールは取り外し可能で、シートポジションはF1にヒントを得ているようだ。

ボディパネルとディフューザーはすべてカーボン製で、サスペンションには航空用アルミニウムとケブラーが使用されており、シャシーはFIAの安全規定に準拠している。

後輪それぞれにモーターを搭載し、トルクベクタリングを行うほか、ステアリングホイールの左側にあるダイヤルで回生ブレーキのレベルを調整することができる。また、ドライブモードには、エコ、練習、レース、予選の設定がある。

このプロジェクトは最後まで秘密にされていたため、レボルトは今すぐ注文することができ、来年の下半期に最初のデリバリーが行われる予定だ。一台一台が手作りであることを忘れてはならない。唯一の問題は?税込みで230,000ユーロ(3,000万円)ってこと。こりゃ痛い…。

=海外の反応=
「これを見ると、すでにロータス エリーゼが恋しくなってきますね。ロータス エリーゼを復活させよう。ただし、カーボン製でね」
「これは本当に醜い見た目だと思うのは僕だけ?もし同じ予算でサーキット走行を楽しみたいのであれば、BAC Monoを購入し、燃料とタイヤのために十分な貯金をしとくね」
「このクルマはデザイン的に10年遅かったようだ。運転するのが楽しいのは確かだが、姿を見ているのが楽しいとは言えない」
↑「ヴュール05とダラーラ ストラダーレの中間のような印象で、他にもいろいろな要素が入っているのではないだろうか(ヒュンダイ/キア風のフロントエンド処理など)?ダラーラの方がはるかに美しいけどね」
「230,000ユーロ(3,000万円)のおもちゃか…ステキ」
「もし、ライトがボンネットになくて、黒いストライプだけだったら、もっと良く見えただろう!どこで止めたらいいのかわからない感じだね」

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