カナダのeバイクメーカーが世界最速の3輪スーパーカーをクラファンで注文募集中

デイマック スピリタスは、カナダで20年の歴史を持つe-バイク/e-スクーターメーカーが開発した、2人乗りの3輪EVだ。

カナダで20年前に設立されたe-バイク&e-スクーターの会社がデザインしたこのクルマは、基本的にはシザードアを備えた2人乗りの3輪EVで、「ゴーカートのような乗り心地で、テクノロジーを満載している」とのこと。もちろんそのとおり。ポラリス スリングショットに似ているが、ちゃんとした屋根(ソーラーパネルを内蔵)があり、内燃機関はない。

デイマック社は現在、このプロジェクトのためのクラウドファンディングを行っており、予約注文を受け付けている。2021年7月23日までに50,000件の予約を目標としており、本稿執筆時点では8,834件の予約が入っている。

2023年の出荷開始時には、スピリタスには2つの仕様が用意されている。1つ目は19,995ドル(220万円)の「デラックス」で、チューブラーシャシーと36kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は290kmになる。デイマック社はこのクルマをコミューターカーとして販売しており、0-97km/hを6.9秒で走り、137km/hを超える速度で走行できる。

2つ目は「アルティメット」と呼ばれ、149,000ドル(1,600万円)からとなる。はい、正しく読んでね。この金額で、カーボンファイバー製のタブとカーボン製のボディパネル、3輪駆動、0-97km/hが1.8秒という性能を手に入れることができるのだから、これはすごい。デイマック氏によれば、これは世界最速の3輪車になるという。

また、80kWhのバッテリーを搭載し、483kmの航続距離を実現するとのこと。さらに、デラックスでは2つしかないスクリーンが、アルティメットでは7つになる。

ワイルドだろぉ?(古すぎ)

=海外の反応=
「この分野は非常に奇妙な市場だ。Arcimoto、Aptera、Daymak、Nobe、Solo、Sondors、Vanderhallなど、実際に販売されている車よりも多くの会社が存在しているように見える。私の知る限り、彼らはアメリカのバイク法の抜け穴を利用しているので、ヨーロッパに進出してくる会社はないだろう」
↑「実際のところ、ピザやファーストフードの配達なんかには、すべての主要都市で配達車としてこれを使うべきだと思う。それから、昔の3輪車「リライアント ロビン」も忘れちゃダメ。カンパーニャ T-Rex、ポラリス スリングショット、モーガン 3ホイーラー…他にもMarotti、XR3、Elio P5、フォルクスワーゲン GX3、プジョー Egochineなどもあったね。どれも本格的な生産とまではいかなくても、限定シリーズにもなっていないようだ」
「実現するかどうか、賭けてみよう(笑)3輪車のレイアウトの問題点は、道路の穴を避けられないこと。前輪か後輪のどちらかが何かにぶつかっちゃう」
「ブガッティ シロンの車輪を1つ外して床においておけばいいんじゃない?」

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