アウディ Q3とQ3 スポーツバック、ディーゼル導入で2020年後半に勢い

2代目アウディ Q3とQ3 スポーツバックが発表された。初代が2012年にデビューし、グローバルで140万台を販売した人気の SUV が、フルモデルチェンジとなった。日本ではこれまで1万5000台が販売され、今回はディーゼルモデルの導入も行われ、2020年後半に向けて日本のアウディ市場を盛り上げる存在となりそうだ。とくに、アウディブランド初のコンパクトクロスオーバーSUV アウディ Q3 スポーツバックをラインアップに加えたことは、今回の強みとなるだろう。
ラインナップは、Q3が前輪駆動のガソリン3モデルで438/464/494万円、クワトロのディーゼル2モデルが513/543万円。Q3 スポーツバックは、ガソリンが2モデルで452/516万円、ディーゼルは1モデルで563万円。すべて右ハンドル仕様だ。
今回は初めてオンラインでの発表会となり、フィリップ ノアック 代表取締役社長が中心に商品説明や質疑応答を行った。
日本のアウディ市場は、2020年第1四半期、特に1、2月は、A6のディーゼル導入やQ8などにより好調であったが、 新型コロナウイルスの影響により、顧客がディーラーに足を運ぶことが少なくなってしまい、苦しい結果となってしまった。だが、ディーラーとすぐに行動を起こしオンラインでの販促活動や e コマースへの切り替えを測ったことで、甚大な被害には至らなかったと、ノアック社長は述べていた。 ちょうどこの時期に Q3とQ3 スポーツバックの販売開始の機会となり、現段階でも予約注文が300台入っていることからも、2020年後半は日本でのアウディの販売は活況を迎えるのではないかと思っていると述べた。
Q3のエンジンは従来の1.4 TFSIを進化させた新開発の1.5 TFSIと、クリーンディーゼルの2.0 TDIの2種類を用意。1.5 TFSIは、より高圧の直噴システムの採用などにより最高出力 150ps、最大トルク 250Nmを発揮する一方、気筒休止システムのシリンダーオンデマンド (cod) により省燃費を実現。一方、2.0 TDIは 340Nmもの強力なトルクと低燃費性を両立。いずれもトランスミッションには7速Sトロニックを採用している。2.0 TDI搭載モデルには、電子制御式油圧多板クラッチを用いたquattro(クワトロ)フルタイム四輪駆動システムを組み合わせることで、安定した加速とコーナリングなど優れた走行性能を実現している。
Qファミリー専用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルやシャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレットと特徴的なバンパーにより力強くスポーティな印象へと生まれかわった。前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、SUVならではの力強さを表現している。またQ3よりも全高が約4.5cm低く、クーペのエレガントさを備えたコンパクトクロスオーバーSUV のアウディ Q3 スポーツバック。これにより、アウディ Q3は2つのボディー形状と、直噴ガソリンエンジンTFSIに、新設定の直噴ディーゼルエンジンTDIを加え、さまざまなライフスタイルに対応する。
インテリアにも、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインがインストルメントパネルに配されている。アウディの上位モデルから受け継がれた10.25インチのフル液晶ディスプレイ式デジタルインストルメントクラスターやタッチスクリーンを備えた MMIなどにより、スタイリッシュで先進的なデジタル体験を提供している。また、さまざまなセーフティ機能やドライバーアシスタンスシステムを搭載。事故を予防し、衝撃を軽減するアウディプレセンスフロントに加えて、アウディサイドアシストやアウディアクティブレーンアシスト、アダプティブクルーズコントロールやサラウンドビューカメラなどにより、高い安全性と快適性を確保している。

アウディ Q3/Q3 スポーツバックは、約4.5 mの扱いやすい全長でありながら、旧型比で75mm長くなったホイールベースにより広い居住空間を確保。後席のヘッドクリアランスも、新型Q3は旧型比で7mm拡大、クーペスタイルのQ3 スポーツバックでも十分なスペースを確保している。ラゲッジスペースは通常時で70L拡大し、530Lというクラストップレベルの収容力を誇っている。リヤシートは前後スライドやリクライニングが可能で、リヤシートを格納すれば最大1,525L (スポーツバックは1,400L) までスペースを拡大できます。フロアボードは高さの変更が可能で、フロア下にリヤパーセルシェルフを格納できるなど、さまざまなアレンジが可能となっている。
なお、RS Q3の導入に関しては、2021年第1四半期頃を予定しているとのこと。ドイツでも高い評価を受け、日本市場でも自信が持てるモデルがゆえに、ノアック社長も「できる限り早い導入を目指しています」と、意欲的であった。

 




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