スバル WRX TRが北米でデビューしたが、リアウィングのついたSTIではない。TRはWRXの最上位モデルで、ギアスティックの6MTのみの設定。MT用のアイサイトも搭載。
スバルの信頼できるWRXは、本当の意味で酷使できるスポーツセダンであり、砂利道でスライドしたくなるようなクルマだ。ぶっちゃけ、スバルがウィング付きのWRX STIを廃止したことは許せないが、我々のお気に入りの公道走行可能なラリーカーが素敵なチューンナップを受けていることは嬉しい報告であることに違いはない。その名もWRX TR。
フロリダで開催されたスビーフェスト(Subiefest…スバリストのお祭り)でお披露目される予定のTRは、メカニカルな微調整が施され、他のWRXよりも優位に立っている。最上位モデル、ってことだ。より硬いスプリングと再調整された減衰力レートは、よりしっかりと安定感のある乗り心地をもたらすはずであり、スバルはより良いレスポンスのためにステアリング設定を調整した。大径の19インチホイールは、アーチの中に映え、245/35のブリヂストン ポテンザのサマータイヤを履いている。フロント6ピストン、リア2ピストンのブレンボ製大型キャリパーを装備。
その他の変更点としては、レカロ製フロントシートの搭載と、ムーンルーフの削除による軽量化が挙げられる。WRX TRはまた、スバルのアイサイト運転支援スイートのアップグレード版を搭載しており、ついにマニュアルトランスミッションに対応し、アダプティブクルーズコントロールや車線逸脱警報などの優れた機能をMTシフトのあるクルマにもたらすこととなった。
残念ながら、TRは標準のWRXよりパワーはなく、2.4リッターターボのフラット4は同じ271hpと350Nmのトルクを発生する。もし6速マニュアルギアボックスが不要だと言うのなら、運が悪かったとしか言いようがない。スバルは、TRにはMTしか提供せず、他の下位のグレードにはCVTを残す。
TRのデビューに続き、このトップグレードのWRXは来年初めに発売される予定だ。スバルはまだ価格を公表していないが、我々はそれが44,415ドル(660万円)のWRX GTの上に来るだろうと賭けているので、そこから50,000ドル(750万円)の範囲になるだろうと考えている。間違いなく安くはないが、TRは、今のところWRX STIに取得する最も近いモデルであろう。
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=海外の反応=
「’50,000ドルくらいかな。決して安くはないが、TRは今のところWRX STIに最も近いモデルだ。’
だから何?STIファンは、スバルがSTIを送り出すときを待って、それを買うべきなのか?バカバカしい。早く本物を出してくれ」
「正直、これもCVTオンリーのスバルになると思ってた」
「改良はされてるけれど、750万円?STIでもないのに?おいおい、消費者をバカにするなよ。シビック タイプ R、インテグラ タイプ S、GRカローラ/ヤリス、クーパー JCW、ゴルフRより絶対優れてない」
「'残念ながらTRは標準のWRXよりパワーがない'、これが全てを物語っている。
スバルは何年も前に魅力を失ってしまった。おそらく彼らは、クルマとドライビングを愛する本物のドライバーを雇う必要があるのだろう。WRXも、もっとパワーが欲しいと切実に訴えているに違いない」
「アイサイトがMTにもつくのか?遠慮するよ。あれは危険だ。レンタカーを借りたとき、アイサイトがついてた。横の車がブレーキを踏むとブレーキがかかる。正直なところ、こんなものがどうやって規制をクリアしているのかわからない」
「19インチホイールと245/35のタイヤは、ウェールズの森林道路を生意気にも爆走することはおろか、道路の状態を考えると、英国では使いにくい」
↑「イギリスではWRXは売ってないよ」