シチズン時計株式会社は、タイのロッブリー複合視覚障害者学校に視覚障害者対応腕時計を寄贈した。視覚障害を持つ方、弱視の方にも使いやすいよう、インクルーシブなデザインアプローチを採用した腕時計を開発し、2020年に発売。ロッブリー複合視覚障害者学校の在校生や教職員の意見を取り入れて実用性やデザインを向上させ、発売に合わせて100本時計を寄贈し、卒業生への継続的なサポートを行っている。今回で3回目の卒業生への寄贈となる。
3月14日に行われた寄贈式には、ROYAL TIME CITI CO.,LTD.代表取締役の長田貴夫氏が出席し、多くの教職員・生徒の方々に喜ばれた。この視覚障害者対応腕時計(AC2200-55E)は、時刻を判読しやすくするため、時分針の長短を明確にし、合わせて、時針用の凸部を内側に、分針用を外側に配置し、黒文字板にイエローのインデックスを組み合わせている。直接指で触れる文字板には、マット加工を施し、カジュアルなフォントを合わせることでタウンユースに最適なデザインに仕上げている。
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