ヒュンダイがWRC2022年シーズンに向けてi20Nベースの新型ハイブリッド車テスト中

2019年6月に、FIAが世界ラリー選手権の車両に2022年シーズン以降、ハイブリッド・パワートレインを採用することを発表したことを覚えているだろうか。まあ、その後、他にも気になることがあったので、忘れていたとしてもあまり気にしないで大丈夫。

ヒュンダイは、i20Nをベースにした新型ハイブリッド車のテスト走行中のカモフラージュ画像を初めて公開した。2022年のシーズンでは、いくつかのルールが変更され、安価でシンプルな車は「ラリー1」マシンと呼ばれるようになる。

ハイブリッド・パワートレインは、既存のWRC用1.6リッター・ターボエンジンに、ドイツのコンパクト ダイナミックス社が全チームに供給するバッテリーパックと電気モーターを組み合わせたもの。サービスパークやステージ間の街中では、電気自動車のみで走行することが求められ、スペシャルステージではさらに電気自動車での走行が可能となる。

また、ホイールトラベルの少ないシンプルなサスペンションセットアップ、シンプルなトランスミッション、アクティブセンターディファレンシャルも廃止される。また、ブレーキの液冷も禁止される。

ヒュンダイは、今後、i20Nのテストを強化し、ヨーロッパ各地のさまざまな会場を使用して、さまざまな地形での新車の理解を深め、改善していくという。また、チームは先日、現在のドライバーであるオット タナックとティエリー ヌービルが「複数年」の契約を延長したことを確認した。

トヨタとM-Sportも新時代への参加を表明しており、M-Sportは再びフォード フィエスタを走らせる。新しいレギュレーションとパワートレインについて、皆さんのご意見をお聞かせあれ。
=海外の反応=
「これでスピードが落ちることはないだろう。いずれにしても、トルクベクタリングとコントロールをうまく行う方法を見つけてほしい。レースでは、技術的な制約をあまり受けないようにすべきだと思う」

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