ホンダ初の電気自動車ホンダ eが10月30日(金)から発売され、価格が発表された。ホンダ eが4,510,000円、アドバンスが4,950,000円…。たっ…高くねぇ?航続距離だけでその価値を決めるべきじゃないとは思うけど、日産リーフの一番安いモデルは、322kmで332.64万円。ホンダ eはノーマルが283km、アドバンスが259kmだ。テスラ モデル 3の一番低いグレードは、409kmで511万円。アドバンスの495万円なら、もう少しプラスして、モデル 3に行ったほうがいいかもしれない。スーパーチャージャーの利便性や、0-100km/hが5.6秒というパフォーマンスを考えてみても。
まあ、でも、デザインはめちゃくちゃキュートだし、コンパクトなボディサイズは、シティEVとして魅力は十分。価格が発表になる前から、モーターショーなどで目にして、購入を決定している人もたくさんいるだろう。この見た目から、EVの普及率を上げ、EV勢力図を塗り替える勢いで発売をしているのではないかと思っていた。同じように考えていた人からは、もう少し購入しやすい価格を期待していて、落胆の声も聞かれるのではないだろうか。次に乗るクルマはEVで、と決めている人は、環境やコストに関して、意識が高い人が多いはずだ。すべてのコストパフォーマンスを勘案して、他車に流れてしまう可能性もあると感じる。
ただし、プレスリリースにある年間販売台数を見ると、1,000台。…だったら、そんなもんか。
ホンダ e