ランボルギーニ ウラカンの後継として華々しくデビューした新型V8ハイブリッド スーパーカー「テメラリオ」。1万回転まで回るV8ツインターボとモーターの組み合わせにより920馬力を誇るが、そのスッキリとしたデザインは「少しおとなしすぎる」と感じる人もいるかもしれない。そんなオーナーに向けて、気鋭のエアロパーツブランド「Zacoe(ザコエ)」が、まるでメーカー純正の高性能版「STO」のようなルックスへと変貌させる、ボディ無加工で装着可能なカーボン製「ソフトキット」を発表した。
2024年後半、ランボルギーニの当時の技術責任者であったルーヴェン モア(現在はアウディのCTO)はトップギアに対し、テメラリオ(※1)のV8ハイブリッド パワートレインは、簡単に1014馬力(1,000bhp)以上を発揮するようにチューニングできると語っていた。ひえー。
そのため、我々はいずれ近い将来、何らかの「ペルフォルマンテ(※2)」や「STO」バージョンが登場することを期待している。しかし、もしあなたがそれまで待てないとしたら?
そう、もしあなたが求めているのが、よりハードコアなテメラリオの「見た目」であるなら、Zacoe(ザコエ ※3)がその答えを持っているかもしれない。これはベビーランボ(※4)のための新しい「ソフトキット(※5)」であり、全17個のカーボン製パーツは、ボディワークの切断や構造の変更を一切必要とせずに装着できるという。実際、このキットは完全に元に戻す(リバーシブル)ことが可能なので、いつでもテメラリオを純正状態(ストック)に戻すことができる。
もちろん、わざわざ純正に戻したいとは誰にも言わないだろう。なぜなら、このキットはあなたの小さなランボルギーニを実にアグレッシブに仕立て上げてくれるからだ。フロントに2つの巨大な(モンスター)ベントを備えた「エアロ パフォーマンス フード」をはじめ、突き出たフロントスプリッター、そして小さなシャークフィンのディテールを持つシャープなサイドスカートが含まれている。
もちろん、スワンネック(白鳥の首)型のリアウイングにはお気づきだろうが、その下には新しいダックテールがあり、さらに下には巨大なディフューザーが備わっている。冷却効率を向上させ、あの極めて素晴らしいウラカン STO(※6)を彷彿とさせる、頑丈なフルカーボンのルーフスクープもある。
Zacoeは、このキットが「OEM+(※7)のデザイン哲学を通じてテメラリオを再解釈している」と考えているようだ。果たして本当にそうだろうか?
【補足・注釈】
※1 テメラリオ(Temerario):ランボルギーニ ウラカンの後継として登場した、新型のV8プラグインハイブリッド スーパーカー。
※2 ペルフォルマンテ(Performante):ランボルギーニの高性能・軽量化モデルに伝統的に与えられる名称。
※3 Zacoe(ザコエ):台湾を拠点とする新進気鋭のエアロパーツメーカー。緻密なカーボンファイバー製品で近年世界中から注目を集めている。
※4 ベビーランボ(baby Lambo):レヴエルトなどのV12フラッグシップモデルに対し、V10やV8エンジンを搭載するエントリーモデル(ガヤルド、ウラカン、テメラリオなど)を指す愛称。
※5 ソフトキット(soft kit):フェンダーの切断などを伴う大がかりなワイドボディ化ではなく、純正のボディパネルにアドオン(後付け)するだけで装着できるカスタムキットのこと。
※6 ウラカン STO(Huracán STO):ウラカンの集大成とも言える、モータースポーツの技術を公道モデルに直接フィードバックした超過激な限定モデル。ルーフスクープや巨大ウイングが特徴。
※7 OEM+(オーイーエムプラス):純正(OEM)の良さを活かしつつ、まるでメーカー自身が作った高性能バージョンのように、違和感なくアップグレードするカスタムの手法。
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