ロータスが「エミーラ」2026年モデルを発表。待望の「V6 SE」と新デザイン「レーシングライン」を追加。シリーズ全体も改良し価格は1822万円から。日本でのデリバリーは2026年第一四半期を予定。
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ロータスは2025年9月4日、2026年モデルとなるミッドシップ・プレミアムスポーツカー「エミーラ」のラインアップを拡充し、新たに「エミーラ V6 SE」を追加すると発表した。これに加え、シリーズ全体の技術的アップグレードも実施される。注文は既に受け付けられており、日本でのデリバリーは2026年第一四半期から開始予定である。
新モデル「エミーラ V6 SE」の登場
新たに追加された「エミーラ V6 SE」は、ロータスが誇る「純粋なドライビングプレジャー」をさらに高めたモデルである。パワートレインには、406ps（298kW）を発生するスーパーチャージャー付き3.5リッターV6エンジン「Toyota 2GR-FE」を搭載。トランスミッションは、リミテッド・スリップ・ディファレンシャル（LSD）付きの6速マニュアルが標準装備で、オプションでオートマチックも選択可能だ。
0-100km/h加速はマニュアル車で4.3秒を達成する。このV6パワートレインはさらなる改良が加えられ、マニュアルギアボックスには新たに圧縮マウントが採用され、より正確なシフトチェンジが可能となった。
足回りでは、ダンパーの最適なキャリブレーションとアライメントの微調整により、ハンドリング性能と乗り心地の快適性が両立されている。走行モードは、日常向けの「Tour」と、よりダイナミックな性能を強化する「Sports」の2種類から選択できる。
エクステリアは、標準でジンクグレーのボディカラーをまとい、専用のV6 SEバッジや拡張されたブラックパック、20インチ鍛造アルミホイールなどが特別装備として際立っている。
シリーズ全体の技術的進化
V6 SEの導入と同時に、エミーラシリーズ全体で技術的な改良が施された。主な改良点は以下の通りである。
冷却性能の向上: クーラントラインの配管を見直し、トランスミッションオイルクーラーおよびメインラジエーターへの冷却水の流れを改善。これにより冷却性能が高まると同時に、車両の軽量化にも貢献している。
制御システムの最適化: エアコン制御システムが再調整され、エンジンのサーモスタット開弁温度が65℃から75℃に引き上げられた。また、8速デュアルクラッチトランスミッション（DCT）も再調整され、シフトスピードと変速の滑らかさが向上した。
安全装備の強化: 先進運転支援システム（ADAS）を標準装備とし、自動緊急ブレーキ（AEB）や車線逸脱警報などが含まれる。オプションでアダプティブクルーズコントロールなどを追加する「拡張コ・ドライバーパック」も用意されている。
新デザインオプション「Racing Line」
エミーラにさらなるスポーティさを求めるオーナーのために、新たに「Racing Line（レーシングライン）」デザインオプションが導入された。このパッケージは「エミーラ ターボ SE」および「V6 SE」に設定可能である。
ボディ下部のピンストライプ、ブレーキキャリパー、ドアミラーカバーがアクセントカラーで統一されるほか、専用バッジやハイグロスブラックホイールが装備され、ダイナミックで洗練された印象を与える。
車両本体価格
EMIRA Turbo ¥18,227,000
EMIRA Turbo SE ¥18,865,000
EMIRA V6 SE ¥20,856,000
EMIRA Turbo SE Racing Line ¥19,283,000
EMIRA V6 SE Racing Line ¥21,274,000
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ／ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ／R35日本取材：トップギア・ジャパン 068
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