元ランボルギーニの天才デザイナー、サシャ セリパノフ率いる「ニル27(Nilu27)」が開発を進めるアナログハイパーカー「ニル ハイパーカー」。その心臓部となる6.5リットル自然吸気V12エンジンが遂に初始動を果たした。ニュージーランドのハートレー エンジンと共同開発されたこの超高回転型ユニットは、初のダイノテストで当初の想定だった1,070psを超える数値を記録。狂気的な咆哮と共に、デジタル時代への反逆が幕を開ける。
2024年、元ランボルギーニ、ブガッティ、ケーニグセグのデザイナーであるサシャ セリパノフは、カーボンモノコック、オープンゲート式マニュアルトランスミッション、そして6.5リットルの自然吸気V12エンジンを搭載した、流麗でアナログなハイパーカーのビジョンを我々に提示した。
そして今、そのビジョンは実現に向けて大きく一歩前進した。件のV12エンジンが初めて始動したのだ。おまけに、当初の予想を上回るパワーを叩き出しているという。
ニル27は、この新しいパワーユニットの開発においてニュージーランドのハートレー エンジンと提携した。当初は1,070ps(1,055bhp)の出力を想定していた。しかし「初期のダイノテストにおいて、背筋が凍るような11,000rpmのレッドラインに達すると同時に、すでにその予測数値を上回った」と彼らは明かしている。幸運なことだ。何しろ1,070psでは、いかにもパワー不足に聞こえたのだから。
このエンジンは、ターボチャージャーを持たないにもかかわらず、ホットV(エキゾーストマニホールドをV型バンクの内側に配置するレイアウト)構成を採用している。バンク角は80度で、彫刻のようなエキゾーストヘッダーがシリンダーヘッドの間にそびえ立つ。また、フェラーリ ラ フェラーリの命名規則を踏襲したかのように、単に「ニル ハイパーカー」と呼ばれるこのマシンは、完全に露出したエンジンベイを通じて熱を外部へ逃がす構造になっているという。
「これこそが、理論が現実となった瞬間だ」とセリパノフは語る。
「この見事なV12エンジンを始動させることで、我々は単にエンジニアリング能力を証明しただけでなく、ニル ハイパーカーの魂を吹き込んだのだ。自動車世界の大部分がデジタルや電気という名の不妊症(無機質さ)を受け入れる中で、我々は高回転型自然吸気内燃機関がもたらす、生々しく内臓に響くドラマにすべてを賭けた。ニル27とハートレー エンジンによるV12は、我々のハイパーカーを真に時代を超越した存在にするだろう。そして、最初のダイノテストの動画が、現場にいた我々と同じような興奮を視聴者にもたらすことを願っている」
その興奮は、以下の動画を視聴(そして試聴)することで、あなた自身で確かめることができる。一方、このエンジンはニュージーランドからドイツにあるニル27の製造施設へと運ばれ、同社初の走行可能なプロトタイプへと組み込まれる予定だ。
トップギア ジャパン 073:90年代の熱狂が蘇る!フェラーリ F355&初代NSXの究極レストモッド
中古車が気になった方へ
中古車相場をチェックする在庫車多数ガリバー
![]()
今の愛車の買取価格を調べる カーセンサーで最大30社から一括査定
![]()
新車にリースで乗る 【KINTO】
=海外の反応=
「これこそが俺たちの求めていた車だよな」



