0-100km/h加速1.86秒。内燃機関を愛する我々も無視できない圧倒的なスペックを誇る「フォーミュラE」が、再び東京を駆け抜ける。都庁でのポルシェ展示や、熾烈な頭脳戦が楽しめるチケット情報を紹介する。
内燃機関の咆哮、オイルの匂い、シフトダウン時のブリッピング。我々クルマ好きにとって、モータースポーツの魅力は五感に訴えかけてくるメカニカルな要素にあることは間違いない。しかし「0-100km/h加速1.86秒」という数字を突きつけられたら、いかがだろうか。F1マシンすら凌駕するこの異次元の加速力は、紛れもなく現代の最高峰のエンジニアリングがもたらした結果である。
電気自動車(EV)レースの世界最高峰「フォーミュラE」。その東京大会である「2026 TDK Tokyo E-Prix」が、今年も開催される。食わず嫌いをしている諸兄にこそ知ってほしい、最先端のモータースポーツの現在地をお届けしよう。
フォーミュラE東京大会の全貌とチケット情報
「2026 TDK Tokyo E-Prix」は、2026年7月25日(土)と26日(日)の2日間、東京ビッグサイト周辺道路で開催される。特筆すべきは、フォーミュラE史上初めて日本で「ナイトレース」として開催される点だ。お台場の夜景をバックに、闇夜を切り裂きながらフル加速で駆け抜けるマシン群は、これまでにない幻想的でサイバーパンクな光景を見せてくれるはずだ。
開催に先立ち、4月14日には東京都庁にてトークセッションが行われ、フォーミュラEのジェフ・ドッズCEOや小池百合子東京都知事、そしてJuju選手らが登壇し、大会への期待を語った。
我々にとって見逃せないのが、現在東京都庁第一本庁舎1階ロビーにて、ポルシェのフォーミュラEチームの現行参戦車両「Porsche 99X Electric」が一般公開されていることだ。展示期間は4月15日(水)から4月20日(月)の毎日9時半から18時45分まで。今シーズンを戦う「GEN3 Evo」は、0-60mph(時速約96km)を1.82秒、0-100km/hを1.86秒で駆け抜けるモンスターマシン。EVの最新技術が結集した実車を間近で観察できる絶好の機会である。
そして、この熱狂を生で体感するための観戦チケットの先行予約(抽選)が、イープラスの特設サイトにて4月20日(月)23:59まで受付中だ(一般販売は5月1日10:00開始)。今大会は観客席の選択肢が広がり、グランドスタンド1〜7まで、観戦スタイルに応じた多彩なシートが用意されている。
1コーナーへの飛び込みでの車間距離ゼロのバトルを目の当たりにできる「グランドスタンド5(激戦区)」や、各チームのアンダーカットやエネルギーセーブといったソフトウェアのモードチェンジを想像しながら観察できる「グランドスタンド4(玄人好み)」など、モータースポーツファンを唸らせる構成だ。さらに舞台裏のメカニックの作業や600kW急速充電器を間近で見られるピットレーンウォーク券(4,000円)も用意される。チケット価格はワンデイパスが一般5,000円〜24,000円、2デイズパスが一般8,000円〜38,400円となっている。
エキゾーストノートがないレースなんて……と嘆くのは簡単だ。しかし、強大な瞬発的トルクを路面に叩きつけ、市街地のタイトなコースでミリ単位のドッグファイトを繰り広げるドライバーたちの姿は、紛れもなく極限のモータースポーツである。
ポルシェ、ジャガー、日産といった名だたるメーカーが威信をかけて挑む「技術の代理戦争」を、ここ東京で目撃しない手はない。まずは先行予約にエントリーするか、今すぐ都庁へ足を運んで最先端のポルシェ製レーシングカーの空力デバイスをその目で確かめてみてほしい。
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