アルファ ロメオとマセラティ、究極のカスタム拠点「ボッテガ フオリセリエ」始動 世界に1台の限定車製作からレストアまで対応

2025年11月4日、アルファ ロメオとマセラティは、両ブランドの技術を結集した新プロジェクト「BOTTEGAFUORISERIE(ボッテガ フオリセリエ)」を発表した。イタリアのモーター・バレーを拠点に始動したこの創造拠点では、完全オーダーメイドの限定車開発、高度なカスタマイズ、歴史的な名車のレストア(修復)、そしてレース技術の市販車への応用が行われる。イタリアの卓越したクラフトマンシップにより、オーナーの夢を叶える究極のサービスがいよいよ始まる。

 

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2025年11月4日、イタリアを代表する自動車ブランドであるアルファ ロメオとマセラティは、両社の技術力と専門知識を結集した新プロジェクト「BOTTEGAFUORISERIE(ボッテガ フオリセリエ)」を発表した。このプロジェクトは、イタリアのモーター・バレーを拠点とし、特別なカスタマイズ仕様車やヴィンテージモデルの修復、さらには革新的な素材研究と性能向上開発を行う創造拠点となる。

イタリアの卓越性を融合させた創造拠点

BOTTEGAFUORISERIEは、設計、技術、職人技、そして品質への探求を核とし、イタリアのものづくり精神を体現する。イタリア北部のモデナからトリノ、アレーゼ(ミラノ県)に至る広範なモーター・バレー地域を拠点とし、両ブランドの伝統と未来へのビジョンを統合する。プロジェクトの責任者には、アルファ ロメオ「33ストラダーレ」をはじめ、数々のモータースポーツ関連プロジェクトを成功に導いた実績を持つクリスティアーノ・フィオリオが就任した。

プロジェクトを構成する4つの柱

BOTTEGAFUORISERIEは、それぞれ専門領域を持つ4つの部門で構成される。

BOTTEGA(ボッテガ:工房)
少量限定生産の特別仕様車を開発する部門である。アルファ ロメオ「33ストラダーレ」やマセラティ「MCXtrema」のように、設計から製造までをイタリア国内で完結させる。オーナーとの共同作業により、一台一台を唯一無二のモデルへと昇華させる。

FUORISERIE(フオリセリエ:特別仕様)
量産車をベースに、高度なカスタマイズを提供するプログラムである。専任のデザインチームが、各ブランドの美学を尊重しつつ、オーナーの個性を反映した仕様を提案する。このカスタムオプションは世界中の販売店で対応可能となる。

LA STORIA(ラ ストリア:歴史)
ブランドの歴史的資産を保存し、未来へ活用するためのヘリテージ部門である。「Officine Classiche」によるヴィンテージモデルの修復や認証業務、博物館やアーカイブの整備を通じて、歴史と現在をつなぎ、ブランドの価値を継承していく。

CORSE(コルセ:レース)
モータースポーツで培われた最先端技術を市販車開発に応用する部門である。[3] 空力、シャシー、パワートレインなどの分野で、イタリア国内のサプライチェーンと連携し、高性能車両の技術革新を推進する。マセラティはGT2欧州シリーズAMクラスでのタイトル獲得など、既にその実力を証明している。

未来を形作るものづくりへの挑戦

アルファ ロメオCEO兼マセラティCOOのサント フィチリは、「BOTTEGAFUORISERIEは、両ブランドの今後を方向づける重要な取り組みであり、イタリアの設計力、技術力、製造力を活かしブランド価値をさらに高めていく」とコメントしている。

また、プロジェクト責任者のクリスティアーノ フィオリオは、「ブランドの歴史を尊重しつつ、技術的な完成度に加え、感性にも訴える印象深い車両を開発し、新たな価値を創出することが使命だ」と語った。

BOTTEGAFUORISERIEは既に稼働を開始しており、ブランドの歴史を新たな創造の源泉としながら、未来の自動車のあり方を具体的に描き出す場として機能していく。技術と美意識を高次元で融合させ、純粋なものづくりを追求する挑戦が、ここから始まる。

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