ロールス・ロイス ファントム、100周年を記念し“プールダイブ”を敢行! 伝説のロックスターへのオマージュ

ロールス・ロイス・ファントムの100周年を祝う、最も正しい方法とは? 答えは、プールに沈めることだ。少なくとも、ロールス・ロイスはそう考えたらしい。

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ロールス・ロイス ファントムは、2025年に100周年を迎える。そしてそれを祝して、ロールス・ロイスは、その一台をまっすぐスイミングプールへと運転していった。なぜなら、ザ・フーのドラマー、キース ムーンが、1970年代に、まさしくそれをやったことは、有名だからだ。キース ムーン(Keith Moon)は、英国の伝説的なロックバンド「ザ・フー」のドラマー。その破壊的で予測不可能なドラミングスタイルと、同じくらい破天荒な私生活で有名。「高級車をプールに突っ込む」というのは、数ある彼の奇行伝説の中でも、最も象徴的なものとして語り継がれている(真偽は不明)。

まあ、少なくとも、伝説ではそうなっている。それが本当に起こったかどうかに関わらず、ロールス・ロイスは、それをファントムの盛大な100周年記念のために再現するのに、十分に特別な物語だと、考えているようだ。

そこで彼らは、天国にある大きなスクラップ置き場行きが運命づけられていた、古い延長ボディのファントムのプロトタイプを取り上げ、それを、プリマスのティンサイド リドに、まっすぐ送り込んだ。この有名なアールデコ様式の建物は、イギリス海峡の隣に位置し、それ自体が、もう一つの音楽伝説と結びついている。1967年に、「ザ・ビートルズ」と呼ばれるバンド――ああ、我々も知らないが――の写真に、フィーチャーされたのだ。

「過去100年にわたり、音楽アーティストたちは、ファントムを使って、彼らのアイデンティティを投影し、慣習に挑戦してきました」と、ロールス・ロイスのボス、クリス ブラウンリッジは語った。「彼らのモーターカーは、しばしばそれ自体がアイコンとなり、現代音楽の歴史の中に、永続的な地位を占めるようになりました」

実際、同社はファントムと繋がりを持つミュージシャンのリストを、次々と挙げた。エルヴィスは1963年にファントムVを購入した。レノンも同様で、彼が自身のそれを黄色に塗り替えたのは有名だ。リベラーチェは1961年のVを買い、「小さな鏡の破片」でそれを覆った。そのクルマは後に、伝記映画『恋するリベラーチェ』にも登場した。

エルトン ジョン卿――名前を聞いたことあるか?――は、ファントム Vとファントム VIを購入した。前者はピンクと白で輝き、彼は後にそれを、彼のパーカッショニストに贈った。後者は、1973年にコンサートへ向かう途中で、その場で買ったものだ。

そしてもちろん、スヌープ ドッグの『Drop It Like It's Hot』のビデオ(下に動画アリ)には、背景にファントム VIIがフィーチャーされていた。ヒップホップのビデオにおける、このデカいお坊ちゃんロールスの、数多くの有名な登場シーンの一つだ。

「この永続的な繋がりは、ロールス・ロイスと、このブランドの物語の一部である非凡な人々が、一つの野心によって結ばれていることを、我々に思い出させます。それは、自分たちの存在感を知らしめることです」と、ブラウンリッジは付け加えた。
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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=海外の反応=
「古いプロトタイプを取り上げ、それをリドの台座の上に、慎重に、部分的に水没させるよう手配する。おそらくは、関連するすべてのリスクアセスメントが完了し、承認された上で」
「なんてロックンロールなんだ。キースも、誇りに思うことだろう」

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