【フェイクニュース】「イタリア車に英国エンジンは冒涜だ!」 新型スーパーカーを巡り、英国とイタリアが外交問題に発展か

トップギアの特派員であるコリー スポンデント(コレスポンデント:特派員)が、自動車業界から、独占フェイクニュースをお届けしている。イタリアンスーパーカーの心臓部は、官能的なV12でなければならない。…そう信じるイタリア人たちの怒りが、ついに海を越えた。

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イタリアの小規模自動車メーカーを代表する協会が、ある英国企業がイタリアにインスパイアされたスーパーカーにローバーV8を搭載するという決定を下したことを受け、駐イタリア英国大使を召喚した。

スティーブニッジ(※ロンドン郊外の工業都市)の工業団地で活動する「ベラ ポテーレ」社は最近、イタリアの世界的に有名で歴史ある自動車産業に強く影響を受けた、パフォーマンスカー「マッキナ1」を発表した。

しかし、その製作者たちが、マッキナ1の動力源が高回転型の巨大なイタリア製V12ではなく、ローバーV8であることを明らかにした後、激しい抗議を引き起こした。トップギアの理解では、英国政府は現在、国際関係を鎮静化させるため、急いで使節を準備しているとのことだ。

「ローバーV8で作られているのなら、それを“イタリアン”スーパーカーと呼ぶことはできない」と、協会に近い情報筋は語った。

「ひどい話だ。イタリアのスーパーカーは、ローバーV8で作られるべきではない。ローバーV8は、箱型の4x4や、グラスファイバーで作られた信頼性の低いスーパーカーのためのものだ」

「我々の自動車の伝統全体は、絶叫する、神経質なV6、V8、そしてV12に基づいている。我々は、パンチの効いた4気筒エンジンにも、素晴らしいラインナップを持っている。時々は、それらのすべてが、ちゃんと動くことさえあるのだ」

「だが、今はなき自動車メーカーの、時折トラックにも使われた英国製エンジンを、『イタリアにインスパイアされた』スーパーカーに? マンマ・ミーア、あなたたちは一体、向こうでどんな地獄を料理しているんだ?」

「我々は、英国政府のすべての高官に書簡を送った。ローマ教皇にもお伝えした。 教皇聖下も、このような冒涜をお許しにはならないだろう」と、情報筋は付け加えた。

ローバーV8(Rover V8): 元々は1960年代にアメリカのビュイックが設計したエンジンだが、英国のローバー社が権利を買い取り、長年にわたって生産した傑作エンジン。ランドローバーやレンジローバーといった四輪駆動車から、TVRやモーガンといったスポーツカーまで、数多くの英国車に搭載された、英国自動車産業の魂のような存在。しかし、イタリアの繊細で高回転なエンジンとは対極にある、大排気量でトルクフルな、良くも悪くも“大味”なエンジンとして知られる。
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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