自動車にファイテン技術を取り入れる水煙加工を用いた最先端技術「ナノメタックスコーティング」が可能となり、長距離ドライブが楽になりそうだ。
ファイテンといえば、野球、アイススケート、駅伝、卓球などのトップアスリートたちが身につけていることで知られている。コンマ一秒を競うトップアスリートたちがファイテンを愛用するのはなぜなのだろうか。ファイテンは、1983年の創業以来、「すべては健康を支えるために」というポリシーを掲げ、数多くのボディケア商品を世に送り出してきた。金属をナノレベルで水中に分散させる独自技術を駆使し、世界各国で100余りの特許を取得。さらに最近では、衣類、シューズや住空間、自動車にファイテン技術を取り入れる水煙加工を用いた最先端技術「ナノメタックスコーティング」が可能となっている。アスリートのみにとどまらず、多くの人が日常的に活用できそうな新技術なのだ。
ナノメタックスとは、ファイテンの水溶化メタル技術により、各種金属をナノレベルで水中に分散したもので、アイテム、住空間、自動車にコーティングすることで、筋肉のコリや張りをほぐし、リラックス、集中力向上、疲労回復等の効果が期待できる。
ここを読んでいる人は、クルマの運転をする人が多いだろう。疲れやすい人、疲れにくい人がいるのは承知だが、どんなにクルマが良くなろうとも、やはり長時間の運転は体への負担が大きい。そこで、マイカーをナノメタックスコーティングすることで、長距離や早朝深夜の運転でもリラックスできるという。ちなみに、駅伝強豪校である駒澤大学陸上競技部の寮全体および移動車両もナノメタックスコーティングし、選手がリラックスできる空間づくりをしているそうだ。また、川崎フロンターレの移動車両にもナノメタックスコーティングが施されている。
まあ、こういうことを書くと信じられないと言う人は必ず出てくるので、下記の検証結果を記しておこう。脳梗塞リハビリセンターとの共同検証で、ナノメタックス布地に「疲労回復効果」「集中力を高める効果」があることが認められた。4名の被験者に、ナノメタックスコーティングを施した空間と施していない空間とで同一のストレス負荷課題を行い、ホルター心電図によるストレス・疲労からの回復と集中力の検証をおこなったものである。その結果、ナノメタックス空間ではストレス数値が低下し、午前午後ともにストレス数値が低く、集中した状態になっていた。
脳梗塞リハビリセンター理学療法士・東京有明医療大学非常勤講師の鶴埜 益巳先生は自動車へのナノメタックスコーティングについて、次のようにコメントした。「今回、ナノメタックスコーティングされた布地が接触した皮下の筋肉をほぐすことが分かり、また空間では精神的ストレスがかかった状態からの回復と課題への集中力の向上が確認されました。まず、自動車のシートへの座り方の癖によって、頚肩腕部や腰背部の筋肉にこりや張り感が生じて、疲れやすく、また慢性痛を生じやすい方にナノメタックスコーティングをおすすめします。次に、自動車の運転で、精神的にストレスがかかりやすい方、また安全運転を常に心掛ける方、また運転者だけでなく、同乗者が快適に車内で過ごして欲しいと思われる方に、ナノメタックスコーティングをおすすめします」
実証結果:https://www.phiten.com/official-news/ys-03-nmc/
自動車へのナノメタックスコーティングは軽自動車、コンパクトカー、クーペ、セダン、オープンカーが49,500円、ワゴン、ミニバン、SUVが66,000円。効果の持続力だが、アイテムにつきましては一般的な衣類繊維(毛・絹・化繊等)を用いて、「100洗(100回の洗濯)」でも維持できていることが確認されている。住空間に関しては洗浄等のテストは実施してないが、衣類でのテストから鑑み、影響はほぼ半永久的であると考えられている。なお、住居の場合、生活における汚れや油などが付着する事で床材・壁材等への影響力の低下が考えられるので、5年に1度程度の再コーティングが推奨される。自動車の場合は、汚れも油も住宅よりはつきにくいだろう。
今後は各地でナノメタックスコーティングのイベントも開催予定だという。興味のある人は、下記、特設サイトで情報がアップデートされるので、参照してほしい。詳しい情報についてはお近くのファイテンショップまで。
https://www.phiten.com/nano-metax-coating/
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