跳ね上がったアーチ。スポーツバック・スタイルのリアエンドは、すっきりとしている。フルカスタマイズ可能なデイタイムランニングライトを備えたフロント。この新しいアウディ A6 e-tronコンセプトは、非常に印象的であることは言うまでもない。特に、私たちのように、LEDをふんだんに使ったクルマに対して、失礼な言葉を綴ることができるのではないかと考えている人にとってはね…。
とにかく、アウディの最新のオールエレクトリックコンセプトの一番いいところを知りたい?これは実際に生産される。現在のところ2023年に発売される予定で、このコンセプトは最終的なデザインに95%の精度で一致しているそうだ。おそらく、いつかはドアハンドルが出てくることになるだろうし、下の道路に方向指示器を投影するコンセプトのインジケーターは、生産されないかもしれないけれど、すてきなアピールポイントだ。
A6 e-tronは、デザインだけでなく、初めてのトライを盛り込んだコンセプトカーとなった。それは、アウディとポルシェが共同開発した新しいプラットフォーム「PPE」を初めて採用しているから。PPEとは、Premium Platform Electric(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)の略で、最近では少し耳障りな名前でもある。
アウディがこの新しいプラットフォームを採用した最初の市販車は、SUV(またか…)のQ6 e-tronになるだろうし、ポルシェがマカンEVの開発に取り組んでいることもわかっている。だから、Q4 e-tronとそのスポーツバックを発表したばかりのアウディが、今回はサルーンで勝負する理由は簡単にわかる。賛成だ。
さて、話はプラットフォームに戻る。PPEは、Q4やシュコダ Enyaq、VW ID.3およびID.4を支えているフォルクスワーゲングループのMEBプラットフォームの上に位置するものだ。そして、ポルシェ タイカンやe-tron GTを搭載する、よりラグジュアリーでスポーティなJ1プラットフォームの下に位置することになる。わかった?
アウディによれば、フラットフロアのPPEは、最終的に新しいEVファミリー全体を支えることになり、最もパワフルなA6のe-tronは、462bhpの出力と800Nmのトルクを持ち、100kWhのバッテリーを搭載しているということだ。航続距離は700km以上で、インフラが整っていれば270kWの充電にも対応。参考までに、10分間の充電で約300kmの航続距離が得られることになるい。
数年後に登場する電気自動車のA6には、後輪駆動とクワトロのバージョンがあり、同じプラットフォームのアバントも登場するかもしれない。そういえば、RS6 e-tronの可能性について質問したとき、アウディはとても熱心に説明してくれた。さて、アウディ、私たちは興味があるのは確かだ。ただ、確認しておきたいのは、A6 e-tronが発売されたからといって、燃焼エンジンのA6がなくなるわけではないということである。アウディは今のところ、両者が完全に調和して存続することを願っているというのだが…。
=海外の反応=
「航続距離はEQSよりいいね」
↑「難しいことではない。また、アウディのダッシュボードは非常に優れている。最近のICEやEVに搭載されているものは、人間工学的に完成されていて、見た目も素晴らしい」
「アバントのバージョンが見たい」
↑「私はA6アバントに乗っているのだが、アウディが狭いセダンの開口部ではなくリフトバックを採用すれば、この車も同じかそれ以上の積載スペースを確保できると思う」
↑「400マイル(644km)が現実的だと思えば、今日、アバントを予約する」
↑「積載スペースにも妥協はない。現在のA6アバントで助手席のシートバックを完全に後ろに倒すと、Prijonのカヤックを車内に入れることができる。ですから、もしこのクルマが現実的な400マイル以上の航続距離を持ち、現在のA6 アバントと同じ積載量を持っているとしたら、私にとってこのクルマは市場で最も魅力的なEVであり、私を実際に興奮させた最初のクルマとなるだろう」
↑「現行のモデルSは、A6アバントと同程度の荷室容量を持ち、90km/hの巡航で約400マイル(644km)、120km/hで約300マイル(483km)走ることができるし、来年には新しいバッテリーパックが登場する。確かに可能性は感じる」
「ハンサムな車だが、A6というよりはA7のようだ。確かに、トランクリッドのシャットラインを見ると、ハッチバックだけど」
「EQSに比べれば断然格好いいけど、なぜ今のEVはみんな同じスポーツバック型なのだろうか?バッテリーが下にあるのに、車がセダンかエステートかっつーだけで何が違うんだろ?」
↑「エアロダイナミクスじゃないの?」
「EQSはこうあるべきだった、現行モデルに直結しているような。長年ベンツを所有してきた私にとって、これまで以上に真剣にアウディを検討するきっかけとなった」
「e-Tron GTはRS7の対極にあるEVだと思っていた。そして、これはA6 e-Tronと呼ばれ、よりプレミアムな印象を与えている」
「*コホン*フォード モンデオ…」