【V12は死なず】新型スーパーカー「アポロ EVO」降臨 800馬力のNAエンジン搭載、最高速335km/hの”走る戦闘機”

EV化の波など我関せず。ドイツの少量生産メーカー「アポロ」が、自然吸気6.3リッターV12エンジンを心臓部に持つサーキット専用の新型ハイパーカー「EVO」を発表した。まるで昆虫かバットモービルのような過激すぎるデザインに、800馬力のパワーを詰め込み、0-100km/h加速はわずか2.7秒。世界限定10台のみ生産されるこの"絶滅危惧種"は、時代の流れに逆らう最後の咆哮となるのか。

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これぞ新型アポロ EVO。その名前が少々やかましいのには、叫びたくなるようなことが山ほどあるからだ。例えば、自然吸気の6.3リッターV12エンジンとか、その昆虫のようなルックスとかな。まあ、アポロって何?って人のために、説明しておこう。アポロ (Apollo):は、ドイツの少量生産スーパーカーメーカー。かつては「グンペルト(Gumpert)」という社名で、驚異的な性能を誇る「アポロ」を製造していた。一度倒産した後、香港の投資家によって再建され、現在の「アポロ アウトモビリ」となった。

そういえば…見覚えはないかね? これは、いささかも言いにくくない名前の「アポロ インテンサ エモツィオーネ (Apollo Intensa Emozione: 通称「IE」。2017年に発表された、EVOの先代モデルにあたるサーキット専用ハイパーカー。フェラーリ製の自然吸気V12エンジンを搭載し、その過激なデザインとサウンドで注目を集めた)」の後継車とされており、わずか10台の限定生産で、それぞれがサーキット走行専用に作られるという。言うまでもないがな。

その選ばれし顧客たちを、サーキットで最大限の速さで送り届けるのを手助けするのは――そう、その通り!――インテンサに搭載されていた、あのたくましいV12エンジンの進化版だ。このEVOに搭載される6.3リッターエンジンは、800psと765Nmのトルクを発生する。

そして、そのエンジンがEVOの1,300kgのスズメバチのようなボディにボルト止めされると、0-100km/hまでわずか2.7秒で加速し、最高速度は時速335km(208mph)に達する。アポロは、このような性能を「猛烈」と呼んでいる。諸君も…羽音を立てて興奮するだろう。

EVOは、同社のカーボンモノコック、前後のカーボンサブフレーム、そしてカーボン製クラッシュストラクチャーの改良版を身にまとっている。インテンサの骨格と比べて15%剛性が高く、10%軽量で、同様にワイルドなボディ形状を手に入れた。

そう、これは空力性能にインスパイアされ、形作られ、定義されている。もちろんそうだ。しかし、それは同時に、ジョエル シュマッカー時代のバットマン映画(1990年代に公開された『バットマン フォーエヴァー』と『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』を指す。カラフルでネオンが多用され、登場するマシン(バットモービルなど)も、生物的で過剰なデザインが特徴だった)にインスパイアされ、形作られ、定義されているようにも見える。

あまりに多くのことが、同時に起きすぎている! ルーフスクープ! フィン! エッジ! アポロは3Dプリントされた構造物やエキゾーストを声高に宣伝しているが、内装の公開は拒否している。まあ、来年EVOが最初のオーナーの手に渡る前に、我々も目にすることになるだろう。

アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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=海外の反応=
「これを大金はたいて買うような人間の精神鑑定をしたら、心理学者はさぞかし楽しめるだろうな」
「ホットウィールみたいだな。宙返りできるのか?」
「リアの写真載せないとか、罪だろ」
「トランスフォーマーに出演するのはいつ?」
「もし暴走族が何億円も金持ってたらこうなる」
「すごくスタイリッシュだな。本当にドイツ車か?」
「マクラーレンみたいでもあり、バットモービルみたいでもあり…。どうせリアは、これを買うために全財産を売り払った後に寝泊まりできるくらいデカいディフューザーが付いてるんだろ」
「言いたいことは一つだけだ。中華系のデザインに見える」

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