ポルシェをカーシェアリングできるマンションにシャンパンカーボンも協力


シャンパンカーボンがマンション、ポルシェとコラボ

ポルシェ青山近年、保有から共有へという動きがますます強まってきた移動手段である「クルマ」。ヨーロッパを中心に始まったサービスだが、今では日本でもすっかりメジャーとなった。だが、概ねカーシェアリングできるクルマというものは、コスト面からも実用性が第一となり、クルマにこだわりの強い車種が登場することは少なかったのである。そんな、これまでのカーシェアリングのイメージを打破するようなサービスが誕生した。シングル層向けのコンパクトマンションを開発・販売する「フィード」と、F1公式シャンパンであり、ブガッティとのコラボシャンパンも出している「シャンパンカーボン」との共同プロジェクトであり、さらにポルシェジャパンも協力が決定し、日本初のカーシェアリングサービス付きレジデンス「ミルーナヒルズ舎人 C's COLLECTION」の建築へと至ったというわけである。今回はそのお披露目パーティーが開かれ、政治家や著名人などさまざまなセレブリティが集まり、華やかな舞台となった。

タレントのヒロミ氏の登場で、会場が華やいだ

タレントのヒロミ氏の登場で、会場が華やいだ

馬淵澄夫衆議院議員

馬淵澄夫衆議院議員

乾杯の音頭を取った下地幹郎衆議院議員

乾杯の音頭を取った下地幹郎衆議院議員

中村健治 フィード代表取締役

中村健治 フィード代表取締役

冒頭、フィードの中村健治代表取締役が挨拶をした。「フィードでは、首都圏在住の20-40代のシングル層に向けて、1LDK/40平方メートル程度のコンパクトマンションを開発・販売しています。近年では、居住者にとっての付加価値を追求した、コンセプトブランディングマンションを手掛けており、2015年にはラグジュアリースピリッツのヘネシーとコラボした『エグラス』を発表しました。ゲストを招いてお酒を楽しめるように、最新のホームシアターシステムや水素水栓を搭載したオリジナルキッチンを備え、話題となりました。不動産事業をはじめた2012年から約1,300戸を販売しています」

今回の試みはこのコンセプトブランディングプロジェクトの第2弾となり、F1公式シャンパンでもある「シャンパンカーボン」と組むことになった。マンションのエントランスや各戸の内装デザインには、シャンパンの泡をモチーフとした温かみと華やかさが表現されている。とくに、F1全21大会それぞれのコースレイアウトをあしらった限定ボトルを配したエントランスエリアは、居住者だけのミニギャラリーともいえる贅沢な空間だ。

シャンパンカーボンのジャン バティスト氏

シャンパンカーボンのジャン バティスト氏

シャンパンカーボンのジャン バティストも来日した。「この『CARBON』は、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区シャンピヨン村の家族経営の醸造家『ドゥバリー』が生んだブランドです。CEOであるアレクサンドル メアがアイデアを思いつき、4年間を費やして完成に至りました。ボトルは職人のハンドメイドで、21もの工程を経て1週間がかりで製造しています。2017年からはF1公式シャンパンに選定され、表彰台でふりまかれています。みなさん、どうぞこのエクスクルーシブなシャンパンをご賞味ください」

中村代表取締役とポルシェジャパンのビジネスディベロップメント 担当部長、アンドレ ブランド氏

サブスクリプション型のカーシェアリングで提供されるのは、マカンほかもう1台だ。2018年のポルシェ国内新車販売台数は過去最高の7,166台を記録し、現在全国の販売店は46を数えている。今年8代目の911を発売し、来年にはポルシェ初の100%電動スポーツカーのタイカンが日本国内でデビューする予定だ。今回のプロジェクトは、ポルシェジャパンが日本国内で携わる初めてのカーシェアリングサービスとなり、今後のモビリティプロジェクトの基礎となる。いつ、どこへ、何人で、何時間、など、さまざまなデータ分析を通じて、日本での高級スポーツカーの新たな使用方法のアイデアが生まれていきそうで、楽しみだ。










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