武豊も興味シンシン、メルセデス・ベンツ初の電気自動車EQC


急速充電なら80分で満充電、航続距離400km

メルセデス・ベンツ EQCの前に立つ上野金太郎CEOと武豊騎手メルセデス・ベンツ初の電気自動車、EQCが発表された。急速充電なら80分で満充電、航続距離400kmのEQCは、1080万円のEQC 400 4MATICと、1200万円のEQC エディション 1886の2モデルが用意され、後者は55台の限定車となり、7月18日からメルセデス・ベンツ オンラインストアで商談予約が開始される。EQC エディション 1886は10月以降、EQC 400 4MATICは2020年春の納車となる予定だ。

メルセデス・ベンツ EQCの前に立つ上野金太郎CEOと武豊騎手発表会には、昨年JRA通算4000勝を達成した、競馬騎手の武豊が登場し、会場を沸かせた。武氏は、メルセデス・ベンツのアンバサダーに就任したが、「自分で運転することが好きですし、昔からメルセデスに乗っているので、たいへん光栄に思います」と嬉しそうだった。EQCを目の前にして「ぜひ、乗ってみたいですね。これで競馬場に行ったら、静かなので、馬にとっても良いでしょう」と、興味を示していた。今年50歳という武氏はもうベテランだが、ここぞというときにはしっかりおさえてくれる競馬を展開している。馬券を買うときには、馬の実力8割くらいで判断すべきだとは思うが、武氏が騎乗すると期待と安心感がもたらされるので、3連複などではちょこちょこお世話になってます…。とにかく、自動車と関わりが強い馬の世界から来たアンバサダーというのは、とてもぴったりに感じた。

メルセデス・ベンツ EQCメルセデス・ベンツ EQC

EQCには前後アクスルにそれぞれ1つずつモーターが搭載され、2つのモーターの総合最大出力は408PS、最大トルクはなんと765Nm。低中負荷領域では、効率を高めるため、フロントのモーターのみで走行する。走行状況に応じてリアのモーターを稼働し、その前後のトルクを可変的に調整することで、四輪駆動の優れたドライビング特性が得られる。また、前後両方のモーターをオルタネーターとして使用することで、回生ブレーキによる減速効果を最大限に高めている。

また、ドライブモードもデフォルトの「コンフォート」のほか、「エコ」「スポーツ」そしてフルカスタムができる「インディビジュアル」まで豊富だ。バッテリーへのエネルギー回収量もステアリングホイール裏のパドルにより 4 段階の調整が可能。パドルは左側が回生レベルの上昇、右側が低減のスイッチとなっており、D+からD- -を選ぶことができる。

メルセデス・ベンツ EQCメルセデス・ベンツ EQC電気自動車であるEQCは、メルセデス・ベンツのデザインの基本思想である「Sensual

Purity(官能的純粋)」に基づいている。フロントにある大型のブラックパネルのブラックパネルの上端には、左右のマルチビームLEDヘッドライトを繋ぐ、デイタイムドライビングライト光ファイバーのチューブが採用され、ている。サイドビューは、長く伸びたルーフラインとウインドウグラフィックがリアに向かって緩やかに下降し、視覚的にSUVとSUVクーペの中間に位置するクロスオーバーSUVスタイルとして仕上げられている。

リアビューでは、低い位置に設けられたルーフスポイラーが、エアロダイナミクスにも貢献している。

メルセデス・ベンツの担当者に、他メーカーと違うEQCの強みを伺ったところ「ひと目でわかるような電気自動車ではなく、メルセデスらしいスタイルを踏襲したところが強みだと考えています」という答えが返ってきた。確かに、違和感はあまり感じないので、既存のメルセデスファンにとっても、自然に電気自動車に移行する可能性も高い。富裕層はエココンシャスであることも多いので、どのくらいEQCが人々の興味を引くのか、楽しみである。

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