投資/政治/経済DAIHATSU, TOYOTA

ダイハツ、トヨタが51.19%の株所有による完全子会社化で上場廃止へ

ダイハツを完全子会社化した意義について語る豊田章男社長



小型車事業の強化へ踏み出すトヨタ×ダイハツ

1月29日に、株式交換によってトヨタがダイハツ株を51.19%取得することとなった。これによって、ダイハツはトヨタの完全子会社化となり、7月27日に上場は廃止される。ダイハツの株価は1/27には前日比16.4%、発表後の2/1には6.29%の上昇を見せた。

daihatsu

20160129_02_03_tn完全子会社化と聞いて、ダイハツブランド消滅かと早とちりしてしまった人もいたようだが、そのようなことはなく、両社の持ち味を活かし、「小型車戦略」「技術戦略」「事業戦略」の3つの戦略に則ってよりグローバルに、持続的発展を進めていく意向である。

ダイハツは今年で109年目を迎える歴史ある企業だが、1967年からトヨタとは提携関係を結んでおり、受託生産や2004年以降は共同開発やOEM供給など、より深い関係づくりを築いてきた。

ダイハツの三井社長

ダイハツの三井社長

小型車戦略とは、小型車を得意とするダイハツが主導となり、それぞれのブランド力を活かしたものを開発するという流れである。技術戦略とは、初期構想段階からともに作り上げることで、ダイハツのクルマづくりのノウハウがトヨタグループ内で共有され、上位車種でのコスト競争力にも貢献していくということである。事業戦略とは、新興国市場において、ダイハツが主体となった開発を行い、また、国内販売ではトヨタの販売網やノウハウも共用することで、売上拡大をめざすということだ。

東京オートサロンで発表されたダイハツ コペン アドベンチャー

東京オートサロンで発表されたダイハツ コペン アドベンチャー

「ダイハツは10年をかけて取り組んできた、商品・技術開発・生産といった各分野の改革や、社内組織のスリム化など、事業構造改革に一定の目処がつきつつある」と述べた三井社長。「トヨタとの関係をより強固にすることで、今後のダイハツの成長と、ダイハツブランドの世界基準への進化に踏み出していきたい」ということだ。

とくに国内販売は、この先縮小傾向が続くであろうから、今回の決断はちょうど良い時期だったといえるのではないだろうか。だが、まだ日本の自動車メーカーは需要に対して数が多いのではないだろうか。今回のようにブランドの数はそのまま残るとしても、資本関係はもう少し少なくとも良いと感じている。



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