競馬の現役を引退したサラブレッドを応援するプロジェクト





アツい競馬の影にはたくさんの引退馬たちがいる

先週の東京11R、ユニコーンSは、データから見ても鉄板系だったにもかかわらず、ワイドで馬券購入してしまうという、我が身のわたあめのごとしヤワな精神を呪うばかり。デムーロ、ルメールで張ったのは良しとして、せめて単勝か馬単、馬連くらいにすべきだったのだ。…という、先週のレースを悔やむ競馬好きなら、一度は気になったこともあるであろう、引退馬のゆくえだ。サラブレッドの活躍時期は、4歳から8歳ほど。その後は、25から30年の寿命を全うできる馬は、ほんの一握りだという。いま、この引退馬を一頭でも多く最後まで活躍ができるよう応援しているプロジェクトが立ち上がったのだ。

完成予定2018年12月のTCC PARK RITTO滋賀県栗東市にある株式会社日本サラブレッドコミュニティクラブ(TCC JAPAN)は、TCC JAPANの事業活動拠点である滋賀県栗東市・地域の企業・大学研究室と協働した、“人と馬”の社会問題を解決する新プロジェクト『TCC PARK RITTO』を発表した。

滋賀県栗東市には日本中央競馬会( JRA)のトレーニングセンターがあり、常時約2,000頭の競走馬が暮らしている。その「馬のまち栗東」に拠点を置くTCC JAPANでは「馬と共に社会をゆたかに」というミッションを掲げ、JRA角居 勝彦調教師が進めるサンクスホースプロジェクトと連携した引退競走馬の支援活動や全国の乗馬施設と連携した新しい乗馬システムの確立(引退馬ファンクラブTCC FANS)、障がいを抱えた子ども達へのホースセラピー活動(放課後等デイサービスPONYKIDS)を行ってきた。

完成予定2018年12月のTCC PARK RITTOサンクスホースプロジェクトは、JRAの角居勝彦調教師が発起人となり、2016年からスタートした、引退した競走馬のその後のキャリアを支援するものだ。引退馬のキャリア支援(リトレーニング、キャリアパス、キャリアマネジメント)と引退馬の受け皿拡大との大きく2つの要素で構成し、TCC JAPANではプロジェクトのパートナーとして受け皿拡大を担う引退馬ファンクラブ完成予定2018年12月のTCC PARK RITTOTCC FANSを運営している。

http://www.thankshorseproject.com/

今回、栗東市との土地利用連携が図れ、これまでの業務を拡大し、全国の活動の拠点となる「TCC PARK RITTO」プロジェクトの発表に至ったというわけだ。特徴としては、全国初、引退馬支援のための「ホースシェルター」を常設したことだ。栗東トレーニングセンターでは、怪我などの理由で競馬を引退した後、治療もままならないまま、又、行先が決まっていない状態で所属厩舎から出ていかざるを得ない現状があり、その後の行方不明や廃用の原因の一つとなっている。

こちらの施設では栗東トレーニングセンターからほど近い立地も活かし、全国初の取り組みとして、引退馬の緊急避難所として「ホースシェルター」を4馬房常設し、療養のための「時間」と「場所」を提供するとともに、サンクスホースプロジェクトと連携し、「馬のまち栗東」から馬の未来をつくり、全国に広げていく。

今後は本施設建設に向けて、クラウドファンディング(オール・イン方式)を立ち上げ、ホームページ内で発表する。

現在も引退馬をサポートする活動ははじめられているので、興味があるという人はアクセスを。

https://www.tcc-japan.com/

ちなみに、トップギアは、乗り物ならなんでもアリなので、当然、馬も射程圏内だ。競馬の文化もイギリスからだし、何かと馬とは縁が深いというわけだ。
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