トップギア・ジャパン, 話題BMW, TOYOTA, VOLVO

2017年の日本カー・オブ・ザ・イヤーはボルボXC60に

2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したボルボ XC60

2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したボルボ XC60




 日本の権威ある賞でW受賞となったボルボXC

12月11日、第38回となる「2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会」が開催され、「ボルボ XC60」が294点でその栄冠を獲得した。

ボルボXC90の方はRJCでも輸入車部門で最優秀賞を獲得しておりダブル受賞となる。日本国内での評価の高さを見せつけた形だった。

日本の輸入車業界では、2013-2014の年に、7代目ゴルフが輸入車で初めての日本カー・オブ・ザ・イヤーをとって以来、2度目の快挙だ。

今回は最終に残った10代のうち5台を輸入車が占めるという、今までになかった状況であり、輸入車の強さ感じられた年だった。

得票の順位でも2位が242点のBMW5シリーズセダン/ツーリングと、上位2台が輸入車となった。昨年の新車乗用車登録台数508万台のうち、輸入車の占める割合は7%ほどだ。そのうち7割をドイツ車が占めている中で、ボルボは昨年、対前年度比で+9%と大いに健闘している。

トップギア・ジャパン010号のインプレッションでも、このボルボのXC60 ディーゼルモデルを5ページにわたって紹介しているが、主に安全性を中心に高評価だった。

今回の授賞理由としては、扱いやすい手頃なサイズのボディに現代のSUVに求められる快適性、機能性、運転の楽しさなどの要素を高い次元でバランスさせた。そして、いかにも北欧デザインと感じさせる美しい内外装と、そのクオリティの高さは見事。さらにボルボらしい安全装備の充実ぶりも素晴らしい。

プラグインハイブリッドを含む豊富なパワートレーンを用意したことも高く評価した、ということだ。

その他部門賞もユニークなものが並んだ。

イノベーション部門賞のトヨタ「プリウスPHV」。

クルマの電動化という流れの中で、PHVのメリットを最大限に実現した。多くのメーカーによるPHVが1モーターであるのに対してプリウスPHVは2モーターを採用し、それを巧みに制御することであらゆる領域で低燃費を維持する。さらにソーラー充電の本格的な実用化などもイノベーティブであると判断した。

レクサス LC

レクサス LC

エモーショナル部門賞は「レクサスLC」。

見る者に大きなインパクトを与えるダイナミックで美しく独創的なスタイリング。さらにマルチステージハイブリッド車、5LV8エンジン車ともにドライビングの楽しさに満ちあふれている点などから、レクサスブランドを牽引するにふさわしい、もっともエモーショナルなモデルであると高く評価した。

LFAの再来ともいうべきレクサスLC500。トップギアでもクリス ハリスはこのレクサスLC500がお気に入りのようで、V8の方がよりこのクルマの良さを発揮しているという評価だ。

ホンダ N-BOX/N-BOXカスタム

ホンダ N-BOX/N-BOXカスタム

スモールモビリティ部門賞「ホンダN-BOX/N-BOXカスタム」。プラットフォームとパワートレーンを一新するなどで軽自動車規格の中で最大級のキャビンを確保、機能的で使い勝手のいいスペースを実現。また、走りは軽快で上質なハンドリングには安心感がある。

さらに安全運転支援システムの“ホンダセンシング”を全グレードに標準装備した点も大いに評価した。

トヨタ初代プリウス

トヨタ初代プリウス

実行委員会特別賞として、トヨタ自動車株式会社「ハイブリッド車の世界累計販売が1000万台突破」が受賞した。

トヨタ自動車は1997年に世界初の量産ハイブリッド車であるプリウスを発売して以来、2017年1月までの約20年間に世界で累計1000万台のハイブリッド車を販売。これによる地球環境改善への貢献は大きく、さらに世界の自動車メーカーへ影響を与えて環境対応車の普及を促した。以上の点を高く評価した。

佐藤琢磨氏も受賞

佐藤琢磨氏も受賞

そして、なんとレーシングドライバーの佐藤琢磨も受賞。「インディアナポリス500マイルレースで日本人初の優勝」

2017年5月、世界三大レースのひとつに数えられる「インディアナポリス500マイルレース」にアンドレッティオートスポーツからエントリー。ダラーラDW12ホンダを駆って、日本人初の優勝という快挙を成し遂げた。この偉業を高く評価して、日本の自動車史に大きく記録しておくべきであると判断した。

この佐藤氏の受賞はとても個性的であり、たしかに、日本国民があまねく知った自動車ニュースといえば、これになるかもしれない。

本来、日本カー・オブ・ザ・イヤーは自動車業界がもっとも影響を与えたクルマという意味合いだろうから、この賞は日本に与えた影響という点では最大のものになるのではないだろうか。いずれにせよ、賞を通じて、クルマに興味を持つ人が一人でも増えてくれることを願ってやまない。












注目記事





トラックバックURL: http://topgear.tokyo/news/17226/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

subscribe RSS